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全日空、成田で貨物施設を集約 21日供用開始 自動運転車など最新設備導入

日テレNEWS NNN / 2024年10月17日 19時37分

日テレNEWS NNN

全日空は成田空港内に点在する貨物施設を集約し、自動運転の運搬車など最新設備を導入した成田空港第8貨物ビルを今月21日から供用開始します。

全日空によりますと現在、成田空港内には貨物上屋と呼ばれる荷降ろしや荷さばきなどをおこなう貨物施設が6か所に点在していますが、こうした施設を集約して利便性を向上させるため、新たに成田空港第8貨物ビルが完成しました。隣接する貨物ビルと合わせた面積は4万8000平方メートルで、東京ドームとほぼ同じサイズになるということです。

新たな貨物ビルは作業効率向上のため、貨物保管施設にパレットを自動で運ぶ自動搬送車を日本の航空会社で初めて導入していて、作業時間の短縮が期待されるほか、取り扱い貨物量が25%増加するということです。

成田空港は東アジアにおける貨物ハブ空港を目指す方針を示し、全日空の井上慎一社長は「先駆けてデジタルを駆使した新しい航空物流ハブを実現することは、新しい成田空港構想に大きく寄与するものと確信している」と述べました。

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