市庁舎にイスラエルの空爆…16人死亡 市長も死亡か レバノン
日テレNEWS NNN / 2024年10月17日 1時48分
イスラエル軍の攻撃が続くレバノンで16日、南部ナバティエの市庁舎が空爆をうけ、16人が死亡しました。地元メディアは市長も死亡したと伝えています。
レバノン保健省によりますと、南部ナバティエの市庁舎が空爆をうけ、16人が死亡、52人がけがをしました。地元メディアは、市長も死亡したと伝えています。
イスラエル軍は16日もレバノン各地で激しい攻撃を続けていて、海軍が地上部隊と協力し、南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの標的数十か所を攻撃したということです。
また、イスラエル首相府によりますと、ネタニヤフ首相がフランスのマクロン大統領と電話会談し、停戦に向けた合意について、「ヒズボラの再武装や再集結を阻止できないいかなる合意も認めない」と伝えたということです。
一方、ヒズボラのナンバー2カセム師は停戦こそが解決策だとした上で、「我々にはイスラエル全土を攻撃する権利がある」と述べ、攻撃を続ける考えを示しています。こうしたなか、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は、ヨルダン川西岸でも紛争開始以来700人以上が死亡したとして、犠牲者の増加に懸念を示しています。
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