【速報】「首都圏連続強盗事件」東京・国分寺市の緊縛強盗致傷事件に関与か 女（30）を逮捕 警視庁

日テレNEWS NNN

ことし8月以降、首都圏で強盗事件が相次ぐ中、先月30日、東京・国分寺市の住宅で起きた事件で、住宅から奪われた現金を回収して運搬したとみられる女（30）が警視庁に逮捕されたことがわかりました。

強盗致傷などの疑いで新たに警視庁に逮捕されたのは、樋口伶奈容疑者（30）です。

この事件は、先月30日、国分寺市の住宅に複数人の男が押し入り、住人の60代の女性をハンマーのようなもので殴って粘着テープで縛るなどしてケガをさせた上、少なくとも現金500万円を奪ったものです。捜査関係者によりますと、現金は実行役によって千葉県内の公園まで運ばれたあと、樋口容疑者が回収したとみられ、さらに別の人物に渡った可能性があるということです。

またこの翌日に発生した埼玉県所沢市の強盗致傷事件では、佐藤聖峻容疑者と森田梨公哉容疑者ら4人が逮捕されていて、これまでの捜査関係者への取材では、佐藤容疑者が調べに対し「国分寺市の強盗も私です」と供述しているほか、森田容疑者も国分寺市の事件への関与をほのめかしていることがわかっています。

18日発足した警視庁など1都3県の警察本部による合同捜査本部は、国分寺や所沢の事件を含めた14の事件をコアターゲットとしていて、警視庁は事件の全容解明を進めるとともに、現金の流れについても調べを進め、背後にいるとみられる指示役グループについても詳しく調べる方針です。