「最低限の仕事はできた」中央学院大学の吉田礼志が日本人トップ個人10位 チームは予選5位で箱根路の切符つかむ

中央学院大・吉田礼志選手は日本人トップでフィニッシュ

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地～立川市街地～国営昭和記念公園)

第101回箱根駅伝予選会が19日に行われ、中央学院大学の4年生・吉田礼志選手が日本人トップでフィニッシュしました。

各大学最大12人の選手がハーフマラソン(21.0975キロ)を走り、各校の上位10名の合計タイムで争う予選会。この日はスタート時に23.2度と日ざしの強いコンディションに選手たちは苦戦を強いられました。

そんな中、吉田選手は1時間3分29秒で日本人選手トップの個人10位でフィニッシュ。中央学院大学は全体5位で予選通過を決めました。

「蒸し暑い中だったので最初の留学生の1キロの入りを見てそこでついて行くか、一人で行くか決めて。1キロの入りが留学生の集団が早かったので最初から一人で粘って、最低限日本人トップを目指してやっていました」

事前に監督とは全体トップを目指していそうで、「全体トップをとれなかったっていう悔しさはもちろんあるんですけど最低限日本人トップをとれたので最低限の仕事はできたのかなと。もう少し公園内に入ってからペース上げられたら良かったな」と振り返りました。

4年生の吉田選手は今年で最後の箱根駅伝。「ラストイヤーということで自分は2区を走るつもりでいるので、去年思うような走りができなかったが、今年は去年から箱根駅伝本戦への準備をしてきているので今年は区間賞を目指していきたい」と意気込みました。