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金融庁出向の裁判官にインサイダー取引の疑い 関係先を強制調査

日テレNEWS NNN / 2024年10月19日 13時8分

日テレNEWS NNN

金融庁に出向中の男性裁判官が、職務を通じて知った未公開の情報をもとにインサイダー取引をした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が関係先の強制調査をしていたことがわかりました。

関係者によりますと、金融商品取引法違反の疑いで強制調査に入ったのは、金融庁に出向している30代の男性裁判官の自宅などです。

男性裁判官は金融庁で、企業がTOB=株式公開買い付けの前に事前に提出する書類の審査を担当していたということです。

男性裁判官は、職務で知った未公開の情報をもとに、自分の名義で複数の株を売買した疑いがあるということで、証券取引等監視委員会は、取引状況などを詳しく調べています。

最高裁は主に任官10年未満の裁判官を対象に、経験を積ませる目的で省庁に出向させる制度を設けていて、男性裁判官は今年4月から金融庁に出向していました。

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