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どう実現? 若者に聞く「ネット投票」賛否…自治体で“模擬投票”も 主要9党の候補者アンケートでは…

日テレNEWS NNN / 2024年10月19日 6時12分

日テレNEWS NNN

18 日夜の「news zero」は、これまでたびたび議論になってきた、インターネット投票についてお伝えします。そのネット投票の実現を目指し、この日、“模擬投票”を行っていた自治体を取材しました。

   ◇

若い世代に聞きました。

──選挙に行きますか?

日テレNEWS NNN

選挙に行く(20代)

「(選挙に行ったこと)何度もあります。国民の声の一つとして(選挙に)行った方がいいのかなと」

選挙に行かない(21)

「(選挙に)行ったことない。いまいち選挙のことが、わかっていない」

選挙に行かない(19)

「(選挙に)1回も行ったことない。行くのがめんどくさいと思ったりして…」

若い世代の投票率アップが求められている日本。導入の声が上がっているのが、インターネットを使った投票です。

──「ネット投票」についてどう思いますか?

賛成派(20代)

「率直に賛成派です。時代と共にアップデートされていくのもいいのでは」

賛成派(21)

「めんどくさくて、(投票所に)足を運ぶのが。ネットでできると若者とか投票しやすい」

日テレNEWS NNN

反対派(22)

「便利なものだと思うけど、信憑(しんぴょう)性とかセキュリティーの問題もあるので、そこが大丈夫なのかなと」

   ◇

こうしたなか、公的な選挙でネット投票の導入を目指し、すでに動き始めているのが茨城県つくば市です。システムを構築し、18日に行っていたのはネットでの模擬投票です。

科学技術戦略課 つくば市の職員

「(つくば市の)景色、きれいな風景を投稿してもらって、インターネット投票で1位を決める取り組みをしている」

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スマホアプリを使って、投票ができるといいます。

つくば市の職員

「このなかにマイナンバーのデータを読める機能が入っているので、なりすましとか二重投票を、はじく仕組みをつくっています」

来月1日からは、市長の退職金の金額を決める投票をネットで行うといいます。

つくば市の職員

「投票に行きたくても行けない人がいる。スマホを使って、ネット投票できる仕組みがいいと」

今後、さらに検証を進めていきたいとしていますが、専門家によると、ネット投票の導入には、まだハードルがあるといいます。

選挙制度に詳しい 東北大学・河村和徳准教授

「安全安心が担保できるのかが課題になっている。脅迫されて投票していないか、確認する手段がない。『誰に投票する?』と見せ合いながら投票するのは選挙の基本とずれる。(ネット投票は)不正が入り込む可能性が高い」

海外に住む人や投票所に行くのが難しい人について、先行して検討することも一つの方法としました。

   ◇

ネット投票導入について、今回の衆院選の候補者たちは、どう考えているのでしょうか。

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日本テレビが行った衆院選の候補者アンケートで、「ネット投票」について聞いたところ、自民党は「やや賛成」が最も多く、次いで「どちらともいえない」。公明党は「やや賛成」と答えた候補者が多くなっています。

立憲民主党は「賛成」「やや賛成」を合わせると80%ほどに。日本維新の会は70%以上が「賛成」、共産党は主要9党で唯一、「やや反対」が半数以上と「反対寄り」の回答となっています。

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続いて国民民主党は「賛成」が70%近くに。れいわ新選組は89%が「どちらともいえない」と答えています。

社民党と参政党は「やや賛成」が一番多く、次いで「どちらともいえない」と回答しています。

(10月18日放送『news zero』より)

候補者アンケート|zero選挙2024(衆議院選挙)

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