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箱根路へ“1秒”届かなかった東京農業大「もっとたくましくなって、強くなって」小指監督は選手たちにエール 欠場のエース前田の状態に言及

日テレNEWS NNN / 2024年10月21日 6時0分

11位東京農業大は1秒差で予選会敗退

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)

第101回箱根駅伝予選会が19日に行われ、トップ通過の立教大学ら全10校が本選の切符をつかみました。わずか1秒差で11位と本選出場を逃した東京農業大学の小指徹監督がインタビューに応じ、心境を明かしました。

東京農業大学は昨年、1年生だった前田和摩選手が日本人選手トップの走りを見せるなど、10年ぶりに本選出場を獲得。しかし、今年は前田選手がエントリーから外れ、合計11時間01分26と、10位・順天堂大学とわずか“1秒差”で本選の切符を逃しました。

「1秒差というのは、意外なタイムだったので、残念です。前田がいればもう少し上にもいけましたし、そういうことを思うとちょっと悔しいし、残念ですね」と言葉を絞り出した小指監督。「その半面、前田なしでここまでできたというのは、来年以降に流れると思いますので。本当に来年はトップ通過を取るつもりで、大会に臨みたいと思います」と続け、力走をみせた選手たちをたたえました。

また「前田は戻ってきたのですが、まだ走れるまでの体力回復はできてなかったんですね。仮に走れたとしても、使ってたかはわからないですね。だいぶ前にもう、8月の上旬ですかね。その合宿で前田なしでこの大会臨むと選手たちに話はしましたので」と明かし、「(前田選手は)やっぱり走りたかったという気持ちもあると思いますし、自分が走れなくてチームに迷惑をかけたというような思いも多分出たのですかね。あまり無理をさせて練習はやってないので、これ以上の実力を発揮してくれると思います」と今後の活躍へ期待を寄せました。

「すごく悔しいと思うのですけど、そういった悔しさを今後の練習とか、そういうものに悔しい気持ちを持って取り組んでほしいなと思います。やっぱり一人一人がもっとたくましくなって、強くなって、いい結果を取るんだという気持ちを持ってやっていきたいなと思います」と話した小指監督。

来年に向けては「今日1、2番が2年生ですし、ほとんど来年も残るし、箱根駅伝の主要者が6人で来年も残る。それ加えて、前田の復活があったり。あと新入生も入ってきますので、来年は本当にトップ取るつもりで思いでやります」と、力強く語りました。

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