千賀滉大がリリーフ登板 大谷翔平とはフルカウントの熱戦 1回2/3で3失点にベンチで肩を落とす

左からメッツ・千賀滉大投手とドジャース・大谷翔平選手(写真：AP/アフロ)(写真：アフロ)

◇MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ ドジャース-メッツ(日本時間21日、ドジャー・スタジアム)

メッツが千賀滉大投手をリリーフとしてマウンドへ送り込みました。

2勝3敗でワールドシリーズ進出へ崖っぷちのメッツ。4回には守護神のエドウィン・ディアス投手を投入するなどこの試合にかけていることが垣間見えます。

7回、3点ビハインドのメッツは普段は先発を務める千賀投手をマウンドへ。前回のドジャース戦では大谷翔平選手にタイムリーヒットを浴び、2回途中3失点で降板していました。それでもメンドーサ監督から「彼はエースだ」と期待を抱かれています。

先頭打者のマックス・マンシー選手に死球を与え出塁を許すも、続く打者からセカンドゴロ、空振り三振、レフトライナーで投球数11球で無失点に抑えました。

8回、無死1塁の場面で大谷翔平選手と対戦。全ての打球を見てフルカウントまで持ってきた大谷選手。最後も枠に外れたストレートを見送られ四球を与えます。ピンチを迎えた千賀投手は続くベッツ選手にレフトへタイムリーヒットを放たれます。さらにT･ヘルナンデス選手の犠牲フライで大谷選手が生還。2点目を奪われました。その後も2アウト1･2塁とピンチが続く千賀投手。Ｋ･ヘルナンデス選手に初球外角低めのストレートをはじき返されライトへタイムリーを放たれマウンドを降りました。

千賀投手は1回2/3を投げ、打者11人に対し被安打3、2四球、1奪三振、3失点の成績。ベンチに戻ると肩を落とし下を向きました。