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“アポ電”強盗致死 東京地裁「悪質さ際立つ」やり直し裁判で男3人に無期懲役

日テレNEWS NNN / 2024年10月22日 17時9分

日テレNEWS NNN

5年前、いわゆる「アポ電」を受けた高齢女性を死亡させ強盗致死などの罪に問われた男3人のやり直しの裁判で、東京地裁は22日、3人に対し、無期懲役の判決を言い渡しました。

須江拓貴被告と小松園竜飛被告、酒井佑太被告の3人は、2019年、事前に電話で資産状況を尋ねる「アポ電」を受けた東京・江東区の女性の自宅に押し入り、暴行を加えて死亡させた罪などに問われています。

3年前、東京地裁は、女性の死因を慢性心不全の急な悪化と認定し、須江被告に懲役28年、小松園被告と酒井被告に懲役27年の判決を言い渡しましたが、2審の東京高裁は審理をやり直すよう命じました。

22日、やり直しの裁判の判決で、東京地裁は「当時80歳で自立して生活していた被害者は、犯行がなければこの時点で命を落とすことはなかった」と指摘。そのうえで、「わずか4か月の間に窃盗事件や強盗事件などを繰り返し、いくつかの成功体験を積み重ね、安易に金を手に入れたいという欲求から犯行をエスカレートさせていき、悪質さが際立つ」として、3人に無期懲役の判決を言い渡しました。

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