米国務長官、ネタニヤフ首相と会談 人質の解放を伴う停戦求める
日テレNEWS NNN / 2024年10月23日 6時36分
イスラエルを訪問中のアメリカのブリンケン国務長官は22日、ネタニヤフ首相と会談し、人質解放を伴う停戦を改めて求めました。
ブリンケン国務長官は22日、ネタニヤフ首相とおよそ2時間半にわたり会談しました。会談でブリンケン国務長官は、イスラム組織ハマスの最高幹部シンワル氏が殺害されたことを契機として、パレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放を伴う停戦を改めて求めました。
これに対し、ネタニヤフ首相は、シンワル氏の死亡は人質の解放などに向けて後押しとなる可能性が高いと応じたということです。ただ停戦交渉をめぐっては、シンワル氏の殺害後、進展はなく合意に向けた見通しは立っていないままです。
またブリンケン国務長官は、ガザ地区への人道支援の強化に向け、イスラエル側の追加措置の重要性を強調したほか、停戦後のガザ地区の再建に向けた枠組みについても協議したということです。
一方、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、イスラエル軍は22日、ヒズボラ幹部のサフィエディン師が、今月4日の攻撃で死亡したと発表しました。サフィエディン師は、殺害されたヒズボラの指導者ナスララ師の後継候補とされていた人物で、幹部の死亡が相次いでいます。
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