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「子ども達や医療従事者を危険にさらす」 ガザ北部の攻撃悪化でポリオ予防接種を延期…WHO

日テレNEWS NNN / 2024年10月24日 14時25分

日テレNEWS NNN

WHO=世界保健機関は23日、パレスチナ自治区ガザ地区の北部で予定されていた子どもたちへのポリオの予防接種を延期したと発表しました。イスラエル軍の攻撃激化を理由に挙げています。

WHOによりますと、ガザ地区北部で子どもを対象に、23日から予定されていたポリオの予防接種が延期となりました。ポリオの予防には2回の接種が必要で、1回目は先月おこなわれています。

WHOは、延期の理由について、ガザ地区北部でイスラエルの攻撃が激しくなっていることや、接種期間中の停戦が守られるかどうか不透明で、接種を受ける子ども達や医療従事者を危険にさらす、などとしています。

UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関はSNSに、「人々は数週間、ほとんど食べ物も水も援助もない。多くの人が瓦礫の下敷きになっている。子供たちにワクチンを投与し、さらなる悲劇を回避するためには、早急な対応が必要」と投稿し、国際社会に支援を訴えました。

一方で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、新型のミサイルと無人機を初めてイスラエルとの戦闘に使用したと主張しました。23日には、テルアビブ郊外の軍需工場が、ヒズボラによるミサイル攻撃を受けるなど、さらなる戦闘の拡大が懸念されています。

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