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「頑張ってる姿で恩返し」DeNA・中川颯が横浜スタジアムで迎えた日本シリーズ初登板を振り返る ピンチの場面も4球で強打者を打ち取る

日テレNEWS NNN / 2024年10月27日 16時31分

DeNAの中川颯投手【写真:時事】

◇プロ野球 日本シリーズ第2戦 DeNA-ソフトバンク(27日、横浜スタジアム)

DeNAの中川颯投手は26日の試合後に思いを語りました。

日本シリーズ初戦となった前日の試合。中川投手は2点ビハインドで迎えた5回の場面で、先発のジャクソン投手から代わってマウンドを託されます。なんとその場面は2アウト1、2塁、打席にはソフトバンクの4番・山川穂高選手でした。

山川選手は今季本塁打数と打点でタイトルを獲得した強打者。1発で大量リードも考えられる場面で、中川投手は4球で空振り三振に打ち取りました。

初の日本シリーズの登板をピンチの場面で迎えたことについて中川投手は「シーズン中からああいう場面で投げさせてもらっていたので、気持ちの面ではシーズンと同様。そんなにたかぶったりとかもしないで、最後は逆球いっちゃったんですけど、いいボールを投げられた」と振り返ります。

さらに以降の登板に向けて「相手の打線も一流バッターなので、次投げたときはそう簡単には抑えさせてくれない。そこはキャッチャーとしっかりコミュニケーション取って、しっかり対応していきたい」とし「自分は球で抑えるというよりはフォームの緩急だったりとか、いろんな工夫が重なってのボールだと思うので、そういうところも存分に使っていきたい」と語りました。

中川投手の出身地は横浜。この舞台で投げられる点については「家族も応援してくれてますし、初戦も姉と友達も何人か見に来てくれてたんで、そこでいいところを見せて。そういった人たちの支えがあって今があると思うんで、頑張ってる姿で恩返ししていけたら」と意気込みました。

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