「私は彼らを裏切っている」大谷翔平の好敵手・リーグ2冠のジャッジが弱音を吐く ポストシーズンで9打数1安打と成績振るわず

ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(写真：AP/アフロ)

ワールドチャンピオンをかけて大谷翔平選手や山本由伸投手率いるドジャースと対戦するヤンキース。MLB公式サイトがチームを代表するアーロン・ジャッジ選手が胸の内を吐露したことを明かしました。

レギュラーシーズンでは打率.322、58本塁打、144打点でア・リーグ本塁打王、打点王の2冠に輝いたジャッジ選手。

しかし、ポストシーズンに入り調子を落とし、ワールドシリーズの2戦では9打数1安打、6奪三振と打棒が振るわず、第1戦の9回には前の打席のフアン・ソト選手が申告敬遠されるなど、辛酸をなめます。

ジャッジ選手は「ワールドシリーズに出場することだけでなく、優勝することが期待されている」と話します。現状について「確実にステップアップはしている。自分の仕事をしなければならない」とコメント。

さらに「チームメートは自分の仕事をして塁に出ている。私は彼らを裏切っている。ただサポートしているだけだ。状況を好転しないと」と自分へ厳しい言葉をかけます。

第1戦では延長に満塁ホームランで逆転を許し、第2戦は先発の山本投手に7回途中1失点と抑えられ、最後まで追いつけず2連敗に喫しているヤンキース。ジャッジ選手が復調し、チームに流れを引き寄せられるのでしょうか。