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DeNAの躍進に捕手・戸柱恭孝「6球連続チェンジアップ」の秘密 コーチも「彼で負けたらしょうがない」

日テレNEWS NNN / 2024年11月3日 11時29分

ピンチを切り抜けたDeNA・ジャクソン投手と戸柱恭孝選手(写真:時事)

◇プロ野球日本シリーズ第6戦 DeNA-ソフトバンク(3日、横浜スタジアム)

現在3勝2敗、日本シリーズでDeNAの躍進を支えている戸柱恭孝選手。活躍の裏には絶え間ない準備がありました。

今季のDeNAは主に山本祐大選手がキャッチャーとしてスタメン出場することが多く、同じキャッチャーの戸柱選手のシーズンスタメン出場は19試合にとどまっていました。それでもシーズン中は試合に挑む中で早出練習を継続し常に準備をしてきました。

シーズン途中に山本選手がけがでチームを離れると、クライマックスシリーズのファイナルステージでは全試合スタメンで出場し、本塁打を含む6試合連続安打でシリーズMVPに輝きました。その後、日本シリーズではパリーグ2冠王のソフトバンク・山川穂高選手を打率.158(10月31日終了時点)に抑え込むなど貯金42を生み出した打線を封じ込める活躍を見せています。

活躍の裏に戸柱選手は、家に帰ってから行っていることがあるといいます。「映像の1試合の見直しと前の試合ではどうだったのか見比べてやったりしてます。自分が受けた感じとバッターの反応は映像で見るのと捕って感じるものとズレが少しある。それを突き詰めてどうしてこうなったのか見るようにしてます。試合を見るのは元々好きなので」とキャッチャーとしてチームが勝つためにどのようにすればいいか考えているのです。

映像を見ている時間を伺うと「夜に見てる。でも子供達が寝ないとだね。でも3人いるから」と父親としての顔も持つ戸柱選手はチームだけでなく家族のことも守る大黒柱。

10月31日の日本シリーズ第5戦、栗原陵矢選手に対する戸柱選手の「6球連続チェンジアップ」の配球が話題となりました。1点リードも2アウト2塁のピンチ。同じ球種を続けるのはリスクがあることですが、「怖さはありますけど、思い切るところと引くところの見極めがあの段階ではできていた。(先発の)ジャクソンもサインに納得してないとあそこまで投げきれないと思います。普段からコミュニケーションを取ってたので、そこら辺の信頼関係はあったと思います」と結果は空振り三振に仕留め、この大一番でもシーズン中からの積み重ねが結びつきました。

シリーズ第5戦までの活躍を相川亮二ディフェンスチーフ兼バッテリーコーチは「ちゃんと準備をしてくれてるのが結果として出ているんだと思います。もう彼(戸柱選手)で負けたらしょうがない」と評価しました。

あと1勝で26年ぶりの日本一が迫ってきた中、戸柱選手は、「勝てばみんなが報われると思いますし、選手以外にもサポートしてくれている人がいっぱいいるので本当にあと1勝でみんなが報われる」

積み上げてきた準備が3日の試合で花開き26年ぶりの日本一を決めることができるのか注目です。

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