指揮官も「すごいことだよ」笑顔で頭を“ポンポン”猛追みせたアンカーの山川拓馬をたたえる 駒澤大は全日本5連覇ならず箱根へつなげる2位
日テレNEWS NNN / 2024年11月4日 7時25分
◇秩父宮賜杯 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会(3日、熱田神宮西門前-伊勢神宮内宮宇治橋前 全8区間=106.8 ㎞)
全日本大学駅伝が3日に行われ、前回覇者の駒澤大は優勝した國學院大學に28秒差の2位でフィニッシュ。それでも最終8区を走った山川拓馬選手の猛追に藤田敦史監督は笑顔でたたえました。
2区で1年生の桑田駿介選手が苦しい走りを見せるなど、2区終了時点で先頭と2分23秒差の16位。それでも3区の伊藤蒼唯選手が8人抜きをみせると、7区のキャプテン篠原倖太朗選手が単独走ながら他校のエースを上回る、区間賞の快走。
最終8区の山川選手は、2分37秒差の3位でタスキを受け取りましたが、先頭を猛追。およそ2分の差を詰め、トップ國學院大學とは28秒差の2位、青山学院大学を抜き、チームを2位に押し上げます。
諦めず前を追い続けた姿にレース直後、藤田監督は「すごいことだよ!」と笑顔で山川選手の頭をポンポンとする様子がありました。
アンカー山川選手がみせた魂の猛追に指揮官は「素晴らしい走りでしたね。やはり練習の段階から見ていて去年とは1段も2段も違うような、彼の練習を見ていましたので、その中でもびっくりした走りでした」と絶賛。
また、早稲田大・渡辺康幸選手の8区日本人最高記録(56分59秒)には届かなかったことに関しては「本人は57分台は当たり前ですが、かなり渡辺さんの記録も意識していましたので、そこに近い記録を出せたというのは今後自信になると思います」と、山川選手をたたえました。
出雲駅伝では、アンカー勝負でキャプテン篠原選手が國學院大學の平林清澄選手に競り負け、2位でフィニッシュ。2連続で2位となりました。
この結果に「出雲駅伝で篠原が負けて、谷中がしっかり頑張ったように、今回、(2区の)桑田駿介がああやって苦しい走りになった部分を篠原、山川で払拭できた。これが、やはり駒澤の強さだと思います」と藤田監督。「これが箱根につながる形で終えられたというのが一番良かったことかなと思います。ここで終わらないのが駒澤なので、また箱根でリベンジしたいと思います」と、来年1月の箱根駅伝を見据えました。
この記事に関連するニュース
-
“全員駅伝の勝利” 國學院大學が伊勢路で初V 大逆転劇で史上6校目の3冠に王手をかける
日テレNEWS NNN / 2024年11月4日 17時0分
-
【区間賞一覧】初V國學院大學は中盤の区間で2人受賞 2位駒澤大学は長距離区間に強さ発揮 3位青山学院大学も2人受賞 黒田朝日&山本歩夢が区間新〈全日本大学駅伝〉
日テレNEWS NNN / 2024年11月4日 7時0分
-
藤田監督「箱根つながる」駒大2位 2区終了時16位も立て直した底力 アンカー山川は日本人歴代2位 全日本大学駅伝
スポーツ報知 / 2024年11月4日 6時15分
-
【全日本大学駅伝】2位の駒大は5連覇逃すもエースの不在をプラスに 藤田監督「圭汰が加わったら」
東スポWEB / 2024年11月3日 16時6分
-
【全日本大学駅伝】國學院大學が悲願の初優勝で2冠達成 アンカー対決制す 駒澤大も終盤青学大を抜き2位
日テレNEWS NNN / 2024年11月3日 14時43分
ランキング
-
1高橋藍は左足首違和感でベンチ登録外 パリ五輪前からの経過の中で「波はあると思う」9日東レ静岡戦は「状態を見て」
スポーツ報知 / 2024年11月4日 20時38分
-
2「日本人の尊敬レベルは正気じゃない」 河村勇輝が「失礼」と自覚も…正直な発言に米ファン感激
THE ANSWER / 2024年11月4日 14時33分
-
3負傷の上田綺世 年内復帰が絶望的 11月のW杯最終予選の招集見送りへ…フェイノールト「今年はプレーしない」
スポーツ報知 / 2024年11月4日 23時25分
-
4「チャンスをくれた」ドジャース・ヘルナンデスの“涙のスピーチ”に大歓声 オフにFAも「ドジャース最優先」
日テレNEWS NNN / 2024年11月3日 12時37分
-
5巨人・大勢、侍ジャパン「守護神」に…WBCの大谷翔平のようなシーン思い描く
読売新聞 / 2024年11月4日 21時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください