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赤星憲広氏 DeNAの勝因は「戸柱選手と東投手のバッテリー」 史上最長29イニング無失点の投手陣を評価

日テレNEWS NNN / 2024年11月5日 6時30分

日本シリーズ第3戦でバッテリーを組んだ東克樹投手と戸柱恭孝選手(写真:時事)

セ・リーグ3位から下克上で日本一の栄冠に輝いたDeNA。野球解説者の赤星憲広さんがその勝因について語りました。

強力打線を擁するDeNAはクライマックスシリーズで阪神、巨人を撃破し、勢いそのまま日本シリーズへ臨むも、パ・リーグを91勝49敗3分の貯金42でリーグ制覇を成し遂げたソフトバンクに対して、本拠地で連敗スタート。

苦しい展開となりましたが、敵地・福岡に乗り込んだ3連戦では、カード初戦にエース・東克樹投手が登板すると、それまで2試合で11失点を喫していたソフトバンク打線を相手に7回1失点と好投を見せ、大きな1勝を挙げます。

すると第4戦、第5戦でも投手陣が奮起。第3戦の初回に失点した以降、第6戦の3回まで日本シリーズ最長記録となる29イニング無失点を続けて敵地3連勝を飾ると、最後は本拠地・横浜での第6戦に勝利し、1998年以来26年ぶりとなる日本シリーズ制覇を達成しました。

下克上を成し遂げたDeNAの勝因について、野球解説者の赤星憲広さんは、「まずはクライマックスシリーズからの勢いというのはあったと思います。ソフトバンクに1戦目、2戦目で止められてしまったんですけど、第3戦で戸柱恭孝選手と東克樹投手のバッテリーですね。これがソフトバンク打線の勢いを止めた」とコメント。続けて「あの試合くらいから戸柱捕手のリードも変わってきましたし、明らかにソフトバンクをどう抑えたら良いのかというのが見えてきたような感じがするんですよ。その結果、残りの4試合でソフトバンク打線、3点しか取れていないんですよね」と語りました。

DeNAの正捕手である山本祐大選手がシーズン終盤に負傷もありましたが、シーズン46試合にとどまった戸柱選手は、クライマックスシリーズでMVPの活躍。さらに日本シリーズと大舞台でスタメンマスクを被ります。一方、東投手はシーズンで13勝挙げる活躍をみせるも、10月12日のクライマックスシリーズの阪神戦で「左ハムストリングの肉離れ」の負傷。それでも日本シリーズ0勝2敗で迎えた土壇場で、エースの姿を示しました。

(11月3日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)

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