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“防カメ人物”と特徴一致…服役中の男、18年前の未解決事件で逮捕 別の小2女児殺害事件も関与ほのめかす

日テレNEWS NNN / 2024年11月8日 6時18分

日テレNEWS NNN

2つの未解決事件に大きな動きがありました。18年前、小学4年の女の子が刃物で刺され重傷を負った事件で7日、別の事件で服役中の男が逮捕されました。また、この男は、別の小学2年の女の子が殺害された未解決事件についても、関与をほのめかしているということです。

   ◇

顔を隠して警察署へと入る男。殺人未遂の疑いで逮捕された勝田州彦容疑者(45)です。6年前、別の事件で逮捕された際、周囲を見渡すと、顔を伏せていたその男は7日、ある未解決事件の容疑者として、再び逮捕されました。

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それは2006年に兵庫県たつの市で起きた殺人未遂事件。当時小学校4年生の女子児童が、路上で胸などを複数回刃物で刺され、重傷を負いました。しかし客観的な証拠が乏しく、捜査は難航。18年にわたって未解決となっていました。

なぜ今、勝田容疑者が浮上したのか…

実は、勝田容疑者は、2004年、岡山県津山市で小学校3年生の女子児童の胸を刃物で複数回刺して殺害。14年後の2018年に逮捕され、無期懲役の判決を受けて服役中でした。

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こうしたなか、たつの市の事件現場近くの防犯カメラには、右手に凶器のようなものを持って走る人物の姿が…。この人物と勝田容疑者の特徴が一致。

さらに、「女の子を刃物で襲う」などの手口が似ていたことから、警察は、今年5月下旬ごろから、勝田容疑者を任意で聴取すると、容疑を認めたといいます。

勝田容疑者(調べに対し)

「女の子を刃物で刺したことに間違いありません。殺すつもりはありませんでした」

こう話しているという勝田容疑者。これまでにも少女を狙った事件を何度も起こしていました。

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無期懲役判決を受けた、2004年の岡山県津山市での女子児童殺人事件に、今回逮捕された、2006年の兵庫県たつの市での女子児童殺人未遂事件。

2015年には、兵庫県姫路市で、当時中学3年生の少女の胸などを刃物で刺して重傷を負わせる殺人未遂事件を起こし、懲役10年の実刑判決を受けています。

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これまでの事件で、動機について次のように話していた勝田容疑者。

勝田容疑者(岡山・津山市の女子児童殺人事件)

「首を絞めて苦しむ姿が見たかった」

勝田容疑者(兵庫・姫路市の女子中学生殺人未遂事件)

「性的興奮を得るためだった」

今回逮捕される前には、別の未解決事件についても、関与をほのめかす供述をしていたことがわかりました。

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それが2007年、兵庫県加古川市で起きた女子児童殺人事件です。小学2年生の鵜瀬柚希さんが、自宅の玄関前で、胸などを刃物で刺され亡くなった事件。17年未解決のままで、先月には警察が遺族とともにビラを配り、情報提供を求めていたばかりでした。

柚希さんの母(先月)

「柚希の命を奪った犯人が見つからないまま、17年も経ってしまいました。柚希はまだ小学2年生でたった8年しか生きられませんでした。あの子の命を奪った犯人を、何があろうと許せません」

警察は、この事件についても慎重に裏付け捜査を進める方針です。

(11月7日放送『news zero』より)

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