“トランプ外交”一次政権と異なる政権に? 石破首相は…
日テレNEWS NNN / 2024年11月8日 5時42分
いわば“圧勝”で、大統領に返り咲くことになったトランプ氏ですが、選挙から一夜、早速“トランプ外交”が始まっています。7日朝、石破首相も電話で会談し、「非常にフレンドリー」だったと、手応えを口にしました。
◇
上半身裸の人もいるなか、アメリカ国歌を歌いながら行進するのは、トランプ支持者の学生ら。
別の地域では、大量のトイレットペーパーを木にくくりつけるなど、過度な興奮状態となっていたところもありました。それほどの熱狂を生んだのは…
共和党 トランプ氏(6日)
「アメリカ国民にとって、これはアメリカを再び偉大にする壮大な勝利だ」
大統領選を制し、再びアメリカのリーダーとなることが決まった、ドナルド・トランプ氏です。
トランプ氏支持者(6日)
「最高です!! ドナルド・トランプ氏がアメリカを再び輝かせます!」
一方でニューヨークでは、批判的な受け止めも…
「(当時のトランプ政権は)失業率がひどかったし、コロナウイルスの対応も悪かった。トランプ氏が何か問題を解決できるとは思えません」
イギリスでは、反トランプ派による“デモ”も行われていました。
◇
第一次トランプ政権が誕生したのは、7年前。
北朝鮮の金正恩総書記と、アメリカ大統領として初の直接会談を行ったほか、覇権争いをする中国に対して高い関税を課す「貿易戦争」を仕掛けるなど、“予測不能”な、独自の外交を展開しました。
4年の歳月を経て、返り咲くこととなったトランプ氏。アメリカメディアは「一次政権とはまったく異なる政権になるだろう」と伝えています。
というのも、前政権で閣僚などにいたトランプ氏の“ブレーキ役”が一掃され、新政権は“イエスマン”が周囲を固めることになりそうなのです。
これまで以上に“やりたい放題”となる恐れもあるなか、日米関係はどうなっていくのでしょうか?
7日朝、石破首相はトランプ氏と電話会談を行ったことを明かしました。
石破首相
「5分程度、トランプ氏と電話会談を行いました。非常にフレンドリーな感じがしました」
前回の在任時、安倍元首相は、共通の趣味であるゴルフを通じて、親密な関係を築いていました。高校ではゴルフ部だったという石破首相は、鉄道オタクであることが知られています。
石破首相(2020年)
「本日は叡山電車をご利用いただきまして、まことにありがとうございます」
どのような外交で、新トランプ政権との関係を築いていくのでしょうか。
(11月7日放送『news zero』より)
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
過激な言動が加速? 新政権にブレーキ役不在…トランプ氏の“やりたい放題”か
日テレNEWS NNN / 2024年11月7日 21時15分
-
「石破・トランプ」不安の声=電話5分、性格反対の見方も
時事通信 / 2024年11月7日 19時15分
-
石破首相、トランプ氏との関係構築に意欲も不安の声 〝親愛なる友人〟安倍元首相を長年批判のリベラル派、相性は未知数
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月7日 15時30分
-
石破首相、トランプ氏との「ゴルフ外交」はある?「二番煎じ」回避で独自路線求める声も
日刊スポーツ / 2024年11月7日 5時15分
-
【時系列】アメリカ大統領選「投開票日」実況タイムライン② ※随時更新
日テレNEWS NNN / 2024年11月6日 14時12分
ランキング
-
1欧州、トランプ政権に不安も関係作りに腐心 ブダペストの首脳会合でウクライナを討議
産経ニュース / 2024年11月7日 21時4分
-
2トランプ氏勝利で「世界経済のリスク増大」 フランス中銀総裁
AFPBB News / 2024年11月7日 16時52分
-
3トランプ政権、在日米軍駐留費の負担増迫る可能性 日米同盟重視も個別交渉で国益拡大か
産経ニュース / 2024年11月7日 18時44分
-
4「基地負担軽減を」「外国とうまくやるはず」…「またトラ」で国内に波紋
産経ニュース / 2024年11月7日 21時15分
-
5ウクライナ停戦交渉、西側は現実受け入れる必要 ロシアが主張
ロイター / 2024年11月7日 20時58分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください