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「脱帽です」慶応大・清原正吾の一発に両軍指揮官が絶賛 大舞台で力を発揮し「父親のDNAですね(笑)」と笑顔

日テレNEWS NNN / 2024年11月9日 21時55分

慶応大の清原正吾選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇東京六大学野球 慶応大9-1早稲田大(9日、神宮球場)

慶応大の清原正吾選手が両軍の監督をうならせました。

父は元プロ野球選手の清原和博さん。4年生の清原選手は、9日の早慶戦に「4番・ファースト」でスタメン出場。2点リードの6回には、早稲田大の伊藤樹投手からレフトへ大学通算3本目のアーチを記録。また右方向に3本の安打も飛び出し、「ずっと課題にしてたところだったので逆方向に3本は自信になった」と4打数4安打の活躍に胸を張りました。

すでに秋季リーグの優勝は早稲田大か明治大に絞られており、春秋リーグ戦連覇を目指す早稲田大はこのカード1勝すれば優勝が確定。伝統の早慶戦で力を発揮しました。

試合後の取材では、大舞台で力を発揮する要因を聞かれ、「父親のDNAですね(笑)」と笑顔。「これが僕らにとって大学野球最後のカードなのですべてを出し切ってかってみんなで笑って終わりたい」と10日に行われる早慶戦2試合目を見据えました。

この活躍に、慶応大の堀井哲也監督は「よく打ってくれた。その一言ですね。彼のホームランでベンチは盛り上がった」と絶賛。「最後の早慶戦に向けての取り組みを見ていると、やってくれるんじゃないか、という期待だった。躍動した姿を見れて頼もしく思った。今までで一番の活躍した試合だと思うので10日はもっと活躍してほしい」とエールを送ります。

また早稲田大の小宮山悟監督は「3点目のホームランが効いた」と振り返り、「すばらしいホームランでしたね。脱帽です」と敵軍の指揮官もたたえました。

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