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巨人育成のチェコ代表・フルプ「巨人で学んだことを伝えたい」指揮官も「将来の監督」と信頼

日テレNEWS NNN / 2024年11月10日 16時0分

高橋宏斗投手から2塁打を放ったチェコ代表・フルプ選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)

◇侍ジャパンシリーズ2024 日本7-1チェコ(9日、バンテリンドーム)

侍ジャパンとの初戦を終え、巨人の育成選手でもあるチェコ代表・フルプ選手が試合を振り返りました。

9月に巨人に育成選手として入団したフルプ選手。この日はチェコ代表の「3番・ライト」として日本代表と対戦すると、初回には高橋宏斗投手から先制点につながるレフトへのツーベースヒットを放ち、チャンスメークをする活躍を見せました。

この打席をフルプ選手は「まさに2023年のWBCを思い出すような感覚になりました。もちろん得点につながるということで、初回にリードを取ることができた、これが非常に大切だと思います」と昨年のWBC日本戦での初回と重ね、振り返りました。

また、日本球界での経験がどう生きたかという質問には「先月からいろんなことを学んできました。やはりピッチングが日本とチェコではかなり違います。特に最初の頃、日本の投手のピッチングにタイミングを合わせるというのが非常に苦労しました。逆にそこで苦労した分、今日は非常にやりやすかったです。一方でほかの仲間はちょっと苦労していたので、特にチェコ代表には若い選手も多いですから、いろいろ私が巨人で学んだことを伝えていきたいと思います」と、チェコでの野球との違いを語りました。

最後に「明日は守備を今日よりよくしていきたいと考えています。今日は少しミスも目立ちました。明日はささいなことを積み重ねながらミスを少なくしていくということを考えています。一方で今日はよいこともありました。特に攻撃においてたとえば投手陣のストライクがしっかりと入ったということもありますので、そういったことをしっかりと強化しながら明日は勝ちたいと考えています」と意気込みを語ると、隣のハジム監督が「将来の監督です」とジョークを飛ばし、信頼感をうかがわせる場面もありました。

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