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カブス今永昇太は新人王ならず...15勝と躍動もライバルたちも“超ハイレベル” ナ・リーグ最終候補には23年ドラフト全体1位スキーンズら

日テレNEWS NNN / 2024年11月12日 18時30分

今永昇太投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

MLBは日本時間12日、全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決まる最優秀選手(MVP)、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督のファイナリストを発表。カブスの今永昇太投手はナ・リーグ新人王受賞とはなりませんでした。

今季DeNAからポスティングシステムを利用し、ナ・リーグのカブスに移籍した31歳の今永投手は、29試合に登板し日本人左腕投手の最多となる15勝(3敗)、防御率2.91をマーク。勝利数、防御率はともにリーグ3位となる好成績を残しましたが、新人王最終候補の3人、及びサイ・ヤング賞の上位3人には選ばれませんでした。

ナ・リーグ新人王候補は、ブリュワーズのジャクソン・チューリオ選手、パドレスのジャクソン・メリル選手、そしてパイレーツのポール・スキーンズ投手の3選手です。

20歳のチューリオ選手は、148試合で打率.275、21本塁打、79打点、22盗塁、OPS.791を記録。21歳の誕生日を迎える前に20本塁打20盗塁を記録した初の選手となりました。

21歳のメリル選手は、156試合で打率.292、24本塁打、90打点、16盗塁、OPS.826の成績。ドジャースとの地区優勝決定シリーズでは、本塁打も記録しました。

スキーンズ投手は、2023年MLBドラフト全体1位でパイレーツに入団。今季5月にデビュー以降、前半戦6連勝でオールスターゲームに初選出され、今季23試合の登板で11勝3敗、防御率1.96をマークしました。

またサイ・ヤング賞投手の候補は、ブレーブスのクリス・セール投手、パイレーツのポール・スキーンズ投手、フィリーズのザック・ウィーラー投手の3人。セール投手は、防御率2.38、18勝3敗、225奪三振でタイトル総なめ。ウィーラー投手は、防御率2.57、16勝7敗、224奪三振の好成績を残しています。

新人王の受賞者は日本時間19日、サイ・ヤング賞は21日に発表されます。

◆ナ・リーグ:サイ・ヤング賞

クリス・セール(ブレーブス)

ポール・スキーンズ(パイレーツ)

ザック・ウィーラー(フィリーズ)

◆ナ・リーグ:新人王

ジャクソン・チューリオ(ブリュワーズ)

ジャクソン・メリル(パドレス)

ポール・スキーンズ(パイレーツ)

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