レバノン首都の国際空港近くで空爆 イスラエル軍
日テレNEWS NNN / 2024年11月15日 11時36分
レバノンの首都ベイルート南部にある国際空港の近くでイスラエル軍による空爆がありました。イスラム教シーア派組織ヒズボラとの間で激しい応酬が続いています。
現地メディアによりますと、14日朝、ベイルートの国際空港付近にイスラエル軍が空爆をおこないました。民間航空機が着陸した直後、付近の住宅街から大きな炎と煙が上がっています。
イスラエル軍は3日間連続でレバノン南部への集中的な攻撃をおこないました。
レバノンの保健省によりますと、去年の10月以降、レバノン全土で少なくとも3386人が死亡したということです。
ヒズボラ側もロケット弾などで反撃していて、13日にはイスラエル軍の兵士6人が死亡しました。
地元メディアは本格的な交戦が始まった9月以来、1日の犠牲者数としては最大だと伝えています。
こうしたなか、イスラエルのメディアは14日、アメリカがレバノンに送った停戦案に対して、近く回答が返ってくる可能性があると報じました。
イスラエルのカッツ国防相は13日、ヒズボラが武装解除しなければ停戦には同意しないとしていて、交渉が前に進むかどうかは不透明な情勢です。
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