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「来年は30試合、40試合投げられるように」巨人に入団の石川達也 貴重な左のリリーバー

日テレNEWS NNN / 2024年11月16日 8時2分

入団会見を行った石川達也投手

プロ野球・巨人と来季の契約を結んだ石川達也投手が15日、入団会見を行いました。

「一番最初に声をかけていただいて、僕自身ジャイアンツでプレーしたいという思いもありましたし、とてもうれしかったので迷いなく、『よろしくお願いします』と言いました」

石川投手は今季オフにDeNAから戦力外という形に。育成再契約を提示されるも、支配下で契約してくれるチームを探すため、自由契約となりました。会見に同席した巨人の吉村禎章編成本部長は「編成スカウトからの強い要望、現場からも高い評価を聞いていたので、獲得に喜んでいます。26歳で伸びしろも感じてます。同じ年代でうちもピッチャーが多いのでその中で切磋琢磨(せっさたくま)しながら勝ちぬいてほしい」と語りました。

来シーズンについて聞かれると、石川投手は「まずは1軍に1年間帯同して活躍することが、拾っていただいたことへの恩返しになる。まずはそこは大前提になるので、今年本当にふがいない成績だったので、来年は30試合、40試合投げられるように頑張っていきたいなと思います」と意気込みました。

「一番自信があるのはまっすぐなんですけども、僕は奥行きを使うピッチャーなのでチェンジアップだったり・・・後半からスクリューを試していて、感覚がいいので、対左にもインコース投げられる」

また、同じセ・リーグのチームとして古巣DeNAと戦うことも多くなりますが、対戦したい相手について聞かれると、石川投手は「牧(秀悟)と山本祐大。それ以外に知野(直人)とか同級生と対戦したい思いは強いですが、一番は牧を抑えられるように頑張りたいなと思います」と牧選手の名前をあげました。

巨人は今季、左の高梨雄平投手とバルドナード投手がともに50試合以上登板。中川皓太投手もコンディション不良などで1年間投げ続けることができなかったため、左のリリーバーは貴重な存在となりそうです。

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