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兵庫県知事選“出直し出馬”斎藤前知事が再選

日テレNEWS NNN / 2024年11月18日 12時37分

日テレNEWS NNN

17日に投開票が行われた兵庫県知事選挙は、議会で全会一致での不信任を受け、出直し出馬した斎藤前知事が再選を果たしました。

斎藤前知事の勝利から一夜明け、兵庫県庁は静かな朝を迎えました。斎藤前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は、過去最多の7人が立候補し、斎藤氏が2位の前尼崎市長の稲村氏に13万票の差をつけて勝利しました。

17日午後9時半すぎに事務所に到着した斎藤氏は、支援者らによる「斎藤コール」の大合唱で迎え入れられました。斎藤氏はあいさつの冒頭、自身のパワハラ疑惑などを告発された文書問題へのおわびを口にしました。

斎藤元彦前知事

「今回の文書問題で県民の皆さんにご心配、県政に対するご不安を与えたことは大変申し訳なく思っています。今回はSNSを通じていろんな広がり、SNSのプラスの面を感じました。これから勝負です。躍動する兵庫の実現に向け、これからも歩みを止めたくない」

投票率は「55.65%」と、前回の選挙より14ポイント以上上昇し、有権者の関心の高さが際立つ結果となりました。

有権者

「良かったなと思います。(YouTubeなどを見ていて)思っていた感情が全然180度変わってしまった」「(SNS)見ましたね、さすがに。選挙気持ちいいな」「びっくりしました。私は違うのかなと思っていたので」「当選されてどういう兵庫県をつくってくれるのか楽しみにしています」

斎藤氏は19日、県庁で当選証書を受け取り、当面は文書問題への対応や、県議会との向き合い方が課題となります。

――斎藤氏の勝因はどこでしたか

SNSなどのネットでの強力な支援が最大の追い風となりました。発信力のあるNHK党の立花氏が斎藤氏の支援を打ち出したことなどを発端に、斎藤氏への支援の輪が加速度的に広がったことが、大接戦での勝利につながったとみられます。

――今後の県議会との関係はどうなりますか

百条委員会での調査が継続する文書問題への対応とあわせて、まずは来年度予算を決める「2月議会」で、知事としての手腕が問われることになります。

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