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【卓球】「次はフルな状態でコートに戻ってこられるようにしっかり頑張りたい」パリ五輪銅メダル・早田ひな 3か月ぶり復帰戦でまさかの1回戦敗退

日テレNEWS NNN / 2024年11月20日 19時54分

パリ五輪で銅メダルを獲得した早田ひな選手(写真:青木紘二/アフロスポーツ)

◇卓球・WTTファイナルズ 福岡(20日~24日、福岡・北九州市立総合体育館)

卓球の世界一決定戦、WTTファイナルズが福岡で開幕し、パリ五輪シングルス銅メダル、団体戦銀メダルの早田ひな選手が、パリ五輪以来、3か月ぶりとなる復帰戦に臨みましたが、1回戦敗退となりました。

今大会は、年間獲得ポイントによるランキングで、シングルス世界ランク上位16人、ダブルス上位8ペアにのみ出場権が与えられる、年間チャンピオン決定戦。

パリ五輪の際に痛めた左手首のケガから3か月ぶりの実戦復帰となった早田選手は、シングルス1回戦で世界ランク17位のセーチ選手(ルーマニア)と対戦しました。

左手首にサポーターを巻いて、試合に臨んだ早田選手。序盤は、相手に4連続ポイントを許すなど苦戦しましたが、連続ポイントで8対8に追いつくと、笑顔を見せます。先にゲームポイントを握りますが、ミスが響き、第1ゲームを失いました。

第2ゲームは、強烈なフォアハンドやラリーで粘りポイント。リードを奪うも、中盤に追いつかれ、タイムアウトを要求します。

第2ゲームも落とし、迎えた第3ゲーム。フットワークをいかし、台の横に回り込みながらポイントを奪うなど、得点を重ねていきます。

第3ゲームをとった早田選手でしたが、第4ゲームを落として1回戦敗退。地元・北九州開催のファイナルズで、勝利を飾ることはできませんでした。

試合後、「練習してきたことを全部出せた。1ゲームとれたのもうれしかった」と前向きな言葉を口にした早田選手。「今回地元で試合ができるということで頑張ってきた部分はあって、今日の負けは悔いはない。次はフルな状態でコートに戻ってこられるようにしっかり頑張りたい」と、4年後へ向け、すでに前を向いています。

◇女子シングルス1回戦結果

セーチ3-1早田ひな

第1ゲーム 12-10

第2ゲーム 11-7

第3ゲーム 6-11

第4ゲーム 11-6

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