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阪神・森下翔太の“打撃フォーム”を分析 侍ジャパンの「全試合で4番」チームトップの9打点

日テレNEWS NNN / 2024年11月25日 17時0分

侍ジャパンの4番を担った阪神・森下翔太選手【写真:日刊スポーツ/アフロ】

巨人・杉内俊哉コーチと赤星憲広さんが、今回の侍ジャパンで4番をつとめた阪神・森下翔太選手について分析しました。

森下選手は22年ドラフト1位で阪神入りした24歳。昨季はルーキーイヤーながら94試合に出場し、10本塁打をマーク。さらに日本シリーズに出場すると歴代新人最多記録となる7打点をあげました。今季はさらに躍進を見せ、129試合に出場。チームトップタイの16本塁打を放ち、チームトップの73打点をマーク。打率や安打数でもチーム3位の成績を残しました。

森下選手は「WBSCプレミア12」で侍ジャパンに選出されると、全試合で4番起用。これに応え、9試合で打率.357をマークし、チームトップの9打点をあげました。この起用について杉内コーチは「もちろん(積極的にバットを)振るっていうところもあるんでしょう。中途半端なスイングをせず強く振ってくるんで、当たったときに距離が出るので」と分析します。

昨季の日本シリーズや今回の世界大会でも活躍し、短期決戦でも強さを見せる森下選手。

杉内コーチは「振ってくるバッターっていうのは2アウトランナーなしでもホームランがありますし、もしも打たれた時、ピッチャーは次の対戦の時にそっちにイメージが残ってる」と投手心理も解説。さらに森下選手の打撃について「やっぱり低めを打つのがうまい。まっすぐも変化球も問わず、両方打つんですよね」とコメント。このワケは森下選手の“打撃フォーム”にあるといいます。

遠くに飛ばされないようにするためにも投手がよく求められるのは「低めの球」。しかしその低めの球を長打にできる森下選手は「結構潜り込んで打っている」と指摘します。

これについて赤星さんは「体が前に入っていって右肩が微妙に落ちるタイプなので、(右肩が)ちょっと下がる。ということは低めに軌道が合うんで、低めには多分強いはず」とフォームについて解説しました。

森下翔太選手の打撃フォーム【写真:日刊スポーツ/アフロ】

活躍を続けてる森下選手。今後の活躍にも目が離せません。

(11月24日放送の日本テレビ『Going! Sports&News』を再構成)

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