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“スガコバ” 小林誠司から菅野智之へ「感謝しかない」 最後の“スガコバ” 試合後にかわした言葉

日テレNEWS NNN / 2024年11月25日 11時22分

菅野智之投手と小林誠司選手

セ・リーグの最優秀バッテリー賞を受賞した巨人の菅野智之投手と小林誠司選手。2人にとっては2017年以来の受賞となりました。

この受賞を前に小林選手が菅野投手への感謝の思いを口にしました。

「野球ももちろんですけど、野球を離れたところでもすごいお世話になった。同級生ですけど、いろんなことを教えてもらって、『プロってこうだよ』とか。本当になんか・・・なんていうんですかね、感謝しかないです、正直」

“菅野ー小林”から“スガコバ”というコンビ名もファンの間では浸透。特に今季はシーズン通して“スガコバ”を阿部慎之助監督が起用し、菅野投手が15勝3敗で最多勝と最高勝率にも輝きました。

「(スガコバは)ありがたかったですね、それは。それでなんか、一つにしてくれた。智之にはいつも『ありがとう』って言ってた(笑)『おかげさまで』って。僕には縁がないタイトルですけど、智之がとったタイトルは結構携わらせてもらったんで、逆に自分のことのようにうれしかったです」

■菅野智之という「ズッ友な存在」

2021年6月のスガコバです

菅野投手とはどんな存在なのか、と聞かれた小林選手。

「プロとしての戦い方とか、意識とか、もうちょっとこうしたほうがいいんじゃないとか、全て教えてくれた・・・そういうのってなんていう存在?面倒見もいいし、同級生ですけど、面倒見てもらった(笑)大きい存在・・・大きい存在なんやけど、それ以上に大事な存在ですし、僕がこの世界で戦う上でいないといけない存在・・・なんて言ったらいいんやろう」と悩みに悩む様子もありました。こちらが「竹馬の友?ズッ友?とかですかね」と水を向けると「ズッ友な存在です」と笑顔を見せましたが、「かけがえのない存在です。アメリカに行っても付き合いは変わらないし、ずっと見て応援してます」と続けました。

長年バッテリーを組んでいたこともあり、マウンド上で表情と目だけで会話することもしばしば話題にあがりました。小林選手は「(智之が)何言いたいか(表情だけで)分かる。マウンド上だけじゃなくて、普段しゃべってるときも、『絶対イヤなんやん』とか、『絶対合わせてるだけヤン』とかもあるし(笑)」と明るく答えました。

■最後の”スガコバ”

CS第6戦の8回に阿部監督はスガコバを送り出すことに(画像:日テレジータス)

この2人が今シーズン最後にバッテリーを組んだのはCS第6戦。2-2で迎えた8回でした。菅野投手が出てくることは予想されていましたが、阿部監督はバッテリーごと交代させることを選択。小林選手がブルペンから一足先に出てくると、球場からはどよめきと歓声が起こりました。結果は2アウト3塁からDeNAの牧秀悟選手に三遊間を抜かれ、1点を献上。それが決勝点となり、菅野投手が敗戦投手となりました。

「投げた球とかに悔いないという話は(2人で)した。僕もそれに関しては悔いはないですけど、負けたという事実は悔しいです、チームとしてね。打たれた球とか配球とか、状況とか・・・打たれようと思って投げたんじゃない、一発勝負なんで、それに関しては悔いはないです」

2014年4月10日に初めて巨人としてスタメンバッテリーを組んだ“スガコバ”。そこから11年、ともに過ごしてきた2人はこの日、ロッカールームで固い握手をかわしました。

CS第6戦で8回からマスクをかぶった小林誠司選手(画像:日テレジータス)

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