メイショウサムソン心不全のため死す 2006年の日本ダービーなどGⅠ4勝

メイショウサムソンと武豊騎手(写真：アフロ)

2006年の日本ダービーなど、GⅠ4勝を挙げたメイショウサムソンが心不全のため26日に永眠したと引退馬協会が発表しました。21歳でした。

オグリキャップなどを管理した栗東の名門・瀬戸口勉厩舎から、2歳夏の小倉競馬でデビューしたメイショウサムソンは、2006年の皐月賞と日本ダービーを制覇し、前年のディープインパクトに続く春の牡馬クラシック二冠を達成。史上初となる小倉デビューの日本ダービー馬に輝きました。

秋の菊花賞は4着に敗れてクラシック三冠は逃したものの、翌年は同一年における天皇賞春秋制覇を達成しました。

翌5歳時は凱旋門賞にも挑戦（10着）し、同年末の有馬記念（8着）を最後に引退、種牡馬入りしました。残念ながら、産駒にGⅠ勝ち馬はおらず、父を超える馬は現れませんでした。