露プーチン大統領、米製「ATACMS」ミサイルへの報復と主張 ウクライナ全土の電力インフラに大規模攻撃
日テレNEWS NNN / 2024年11月28日 20時29分
ロシア軍は28日、ウクライナ全土の電力インフラに対し、大規模な攻撃を実施しました。プーチン大統領は、ウクライナ軍がアメリカ製の「ATACMS」ミサイルでロシア領内を攻撃したことへの報復だとしています。
ロイター通信によりますと、ウクライナのエネルギー担当相は28日、全土の電力インフラ施設がロシア軍の大規模な攻撃を受けたと明らかにしました。
爆発すると多数の小さな爆弾が飛び散り、広い範囲を攻撃するクラスター爆弾も使用され、送電網が大きな被害を受けたということです。電力会社は緊急停電を実施し、少なくとも100万人が停電に見舞われたということです。
ゼレンスキー大統領は、90発以上のミサイル、100台近い無人機が攻撃に使用されたとした上で、クラスター爆弾の攻撃について、「卑劣なテロ攻撃がエスカレートしている」と非難しました。
また、ロシアのプーチン大統領は今回の攻撃について、ウクライナ軍がアメリカ製の「ATACMS」ミサイルでロシア領内を攻撃したことへの報復だと主張しました。
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