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政権発足から約2か月 石破首相、就任後初の地元・鳥取入り

日テレNEWS NNN / 2024年12月1日 15時46分

日テレNEWS NNN

石破首相はこの週末、就任後初めて地元・鳥取県に入りました。政権発足からおよそ2か月。少数与党として厳しい国会運営をどう乗り切るのか、三ツ國記者のリポートです。

初めての地元・鳥取入りで選んだ場所は、自民党総裁選への出馬表明を行った神社です。石破首相にとって、まさに原点といえます。

石破首相「地元はじめ大勢の人たちが、それならば託してみようということで、こういう立場を与えられました。そういう方々の思いにどれだけ全身全霊で応えることができるか」

しかし、総裁選では勝利したものの、衆院選での敗北を受け、石破首相を取り巻く環境は厳しさを増しています。

総裁選直後、いわゆる「石破カラー」を封印し、らしさを失ったと言われる石破首相。

地元関係者からは、「本気で政治を変えてほしい。そのために石破カラーをもっと出してほしい」という声が聞かれました。

局面打開を狙う石破首相は、周辺に「何を聞かれてもハッキリ言うつもりだ」と、国会に臨む意気込みを話しているといいます。

ただ、首相周辺は「国会での答弁の機会が増えるのは心配だ」と、小さなミスも許されない緊迫感のある論戦になるとの認識を示しています。

2日からは国会で、野党との論戦が始まります。石破首相は原点に戻り「丁寧な姿勢」で臨む考えですが、野党側との合意形成ができるのか、結果を出せるのか、その責任が問われることになります。

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