【J1優勝争い】首位神戸に町田が勝ち点3差 広島は勝利で最終節での逆転へ望みつなげられるか？

3位広島は札幌戦を敗戦すると優勝消滅

サッカーJ1リーグ第37節が、30日に開催。優勝を争うヴィッセル神戸、FC町田ゼルビアの2チームが試合を行いました。

首位神戸は、柏レイソルに前半開始早々に先制を許す苦しい展開。後半アディショナルタイムには、大迫勇也選手がPK失敗。0－1で敗戦濃厚かと思われましたが、後半アディショナルタイム10分に武藤嘉紀選手が値千金の同点ゴール。敗戦を逃れ、首位を守る勝ち点1を獲得しました。

逆転優勝には残り2試合で2連勝が最低条件の町田は、オウンゴールで奪った1点を守り切り勝利。今季J1最少失点のディフェンス力を見せつけ、逆転優勝に望みをつなげました。30日時点で町田は暫定ながら2位に浮上。首位神戸との勝ち点差を3に縮めました。

そして広島は1日にJ2降格が決定した北海道コンサドーレ札幌とホームで対戦。敗れるとJ1優勝が消滅、引き分け以上なら最終節での逆転優勝に望みがつながります。そして勝利すれば、神戸に勝ち点差1となる状況。逆転優勝の可能性を高めるため、勝利が必要となってきます。