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【競泳】17歳成田実生がジャパンOP3連覇 200m個人メドレーで偉業も「遅い」と反省

日テレNEWS NNN / 2024年12月2日 7時41分

競泳・ジャパンオープンの女子200m個人メドレーで3連覇を果たした成田実生選手(写真:松尾/アフロスポーツ)

◇競泳ジャパンオープン2024 最終日(1日、東京アクアティクスセンター)

女子200m個人メドレーでは、高校3年生の成田実生(みお)選手が2分12秒15で優勝。わずか17歳にして同種目で大会3連覇を果たしました。

成田選手は今年、女子400m個人メドレーでパリ五輪に出場。決勝まで進み6位入賞と、大きな存在感を放ちました。しかしその一方で、女子200m個人メドレーではパリ五輪選考会で上位に食い込めず、出場権を逃していました。

そんな種目にこの日出場した成田選手。最初の50m(バタフライ)は3位でターンしますが、続く背泳ぎでぐんぐんとスピードを上げ首位に浮上。後半に入り得意の平泳ぎで一気にリードを広げると、最後は2位に1秒以上の差をつけてフィニッシュ。2分12秒15で優勝を決め、3連覇を達成しました。

それでもレース後には、「200m個人メドレーはまだまだ、(2分)12秒は少し自分のなかでは『遅いな』というところがある。しっかり自己ベストの泳ぎを思い出してやりたい」とコメント。「泳ぎのつなぎが、自己ベストの時の感覚がうまく思い出せない。そこをしっかりやりたい」と、結果を残したレースのあとですが、課題を口に。

その成田選手には、目標とする存在が。「(パリ五輪では)400m個人メドレーだけの出場になってしまった。大橋悠依さんのように200mも400mも泳げる選手になりたい」と、東京五輪の個人メドレー2種目で金メダルを獲得した“大先輩”の名前をあげます。

来年3月には、世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権に出場予定。「エントリー種目すべてで代表権を獲得して、高校最後の長水路で200mと400m両方で高校新記録を出せるように頑張りたい」と大きな目標を掲げ、さらなる成長を誓いました。

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