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愛子さま23歳に “初めて尽くし”の1年経て 人とのふれあい大切に歩み進める

日テレNEWS NNN / 2024年12月2日 20時23分

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天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは12月1日に23歳の誕生日を迎えられました。社会人として、成年皇族として、初めて尽くしの1年を経て、人とのふれあいを大切に歩みを進められています。

   ◇

23歳になられた天皇皇后両陛下の長女愛子さま。

誕生日の12月1日は、上皇ご夫妻にあいさつをするため赤坂御用地の仙洞御所を訪れ、沿道に集まった人たちに、にこやかに手をふられていました。

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社会人として、成年皇族として“初めて尽くし”となった22歳の1年間。

成年皇族になられた際の会見では…

「小さい頃から人見知りのところがございますので、これから頑張って克服することができればと思います」

“人見知り”を克服したいと話されていましたが、この1年、多くの人たちとふれあい、言葉を交わされる姿も見られました。

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「たくさんの新しい学びを得て、充実した4年間を過ごすことができました」

今年3月に大学を卒業後、福祉関係の仕事に就きたいと日本赤十字社に入社された愛子さま。初めて、園遊会にも出席し、招待者と笑顔で歓談されました。

おひとりで公務に臨まれたのも、今年が初めてです。5月に「源氏物語」に関する特別展を鑑賞されました。

10月には…

「少し緊張しておりますが、2日間どうぞよろしくお願いいたします」

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佐賀県で、お一人での地方公務にも臨まれました。緊張の面持ちの中、出迎えた子どもたちに腰を落として目線を合わせ、にこやかに声をかけられていました。

また、今年の誕生日に合わせて公開された映像の中で、愛子さまがご覧になっていた和紙は、佐賀県での“初地方公務”の際、愛子さまご自身で紙すきをされたものです。

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名尾手すき和紙 7代目・谷口弦さん

「僕もみんなも緊張してガチガチになるのかなと思ってお迎えさせていただいたんですけど(愛子さまが)笑顔というか朗らかで、リラックスして臨まれたからこそ、僕たちもガチガチになることなく、ありのままでお迎えすることができたので、そういう雰囲気をもたれた方かなと感じました」

子どもの頃から、両陛下の公務に同行し「国民の中に入る」というご両親の背中を見て育たれた愛子さま。初めて尽くしとなった1年で、その姿勢を引き継がれているようすが多くみられました。

また、ご両親とともに動物愛護にも関心を寄せられてきた中、お住まいでは、身近な動物との“別れ”も経験されました。今年8月、14年間飼われてきたキジトラの猫「みー」が息を引き取りました。2010年、当時のお住まいだった東宮御所に親猫とともに迷い込んできたところを保護された「みー」。

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幼い愛子さまが、えさを与えられている写真も残されています。

これまで、保護犬や保護猫などを飼われてきた愛子さま。「みー」との別れをさびしく思いつつ、引き続き一緒に暮らしている動物たちの世話をしながら、ふれあいの時間を大切にされているということです。

仕事に公務に、忙しくも充実した日々を送られているという愛子さま。皇族としての経験を少しずつ積みながら、社会人としての歩みも1歩ずつ進められています。

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