フィギュアスケート・浅田真央が初告白！ ソチ五輪・涙のフリー演技の裏にはある曲がありました

フィギュアスケート元日本代表・浅田真央さん

12月4日(水)夜7時から放送の「加藤浩次＆中居正広の歴代日本代表286人が選ぶこの日本代表がスゴい！ベスト20」。

多くの日本代表からスゴい！日本代表として名前があがったフィギュアスケート・浅田真央さんが初告白。ソチ五輪・涙のフリー演技の舞台裏。国民の期待を背負って迎えたソチ五輪でまさかのショート演技16位。翌日見せた完璧なフリー演技の裏には、浜崎あゆみのある曲がありました。

10年前、浅田さんが金メダルだけを目指して挑んだソチオリンピック。しかし、ショートの演技、トリプルアクセルでまさかの転倒。ショートが終わった時点で、金メダルの可能性が消えました。その日は気持ちを切り替えることが難しく、次の日のフリーのことも考えることができずあまり眠れぬまま…。翌日、気持ちの整理がつかないまま競技場へ入ったと振り返ります。

浅田:もう本当に逃げ出したいなって思いました。日本に帰れないなって思って。一番、追い詰められたかもしれないですね。

いまだ前日の失敗を引きずっていた浅田さん。そんな時、流れてきた曲が彼女を変えたという…その曲は、浜崎あゆみ「SIGNAL」。

浅田:すごく追い詰められている中、浜崎あゆみさんの曲が寄り添ってくれて、自分のどん底の気持ちを奮い立たせてくれました。中学2年生の時に初めてライブに行って、パワーをもらって初めて優勝できたんですけど、もう本当に神様みたいな存在です。

ソチ五輪のフリー演技の直前に耳にした浜崎の歌は、浅田さんをもう一度、奮い立たせました。

浅田:浜崎さんから「心の準備はいいか」って何か聞いてもらっているような、思い切っていかなかったら逆に後悔すると思ったので、もうとにかく恐れず、自分を信じてとにかくやってみようって。

結果、フリーで女子では史上初となる8度の3回転ジャンプを決め、「142.71」の自己ベストをマーク。「伝説のフリー」と呼ばれる圧巻の演技で世界を魅了しました。

浅田:10代の頃っていうのは、ただただ楽しいだけでやってきたスケートで、五輪を目指すようになって、私の中ではプレッシャーになって…。どん底の気持ちをこの浜崎あゆみさんの「SIGNAL」が私を、こう、気持ちをぐっとまた強く持たせてくれて助けてくれた曲になります。

日本中が感動に包まれたソチオリンピック、浅田真央選手のフリーの演技。その舞台裏にあった「曲」をテレビ初告白！

◆2024年版『この日本代表がスゴい！ベスト20』12月4日(水)夜7時放送