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サッカー日本代表に「どんどん強くなっている。W杯優勝ある」引退の稲本潤一が明言 ある監督と話した理想に基づく

日テレNEWS NNN / 2024年12月5日 6時11分

引退会見を行ったサッカー元日本代表の稲本潤一選手

サッカー元日本代表の稲本潤一選手が4日、引退を発表。日の丸を背負って戦った稲本選手が思う現在の日本代表について思いを語りました。

およそ30分に及ぶ引退会見で海外での試合の思い出や、今後の進退について話した稲本選手。

日本代表として戦ったW杯では02年の日韓大会、06年ドイツ大会、10年の南アフリカ大会と3度出場を果たしました。そんな稲本選手が思う現在の日本代表については「すごくいい方向に向かってるなと思いますし、どんどん強くなっている印象」と高評価。それにはある理由が。

「僕が2002年のときにトルシエ監督が『もっとヨーロッパの選手が増えないと日本は強くなれない』って言ってたのを今思い出しますし、逆に今はもうヨーロッパにでないと日本代表にほとんど選ばれない状況になっている」と当時より世界で活躍する日本人が増えていることに言及。「日常が世界のトップの選手たちとやってる人たちばかりなので、その中でも競争に勝ち上がってる。今となっては試合に出られないと代表にも選ばれない時代にもなってきてる。日本とは違う日常で毎日を過ごしてるっていうところが今の日本代表の強さかなと思います」と話しました。

その上で、今後日本がW杯での優勝の可能性はあるかと尋ねられると「この調子でいけばあると思います」と発言。「小学生の時から海外にいく時代にはなってきているので、すごく近くなってると思います。逆にJリーグももっとレベルが上がっていく必要があるのかなと思うので。全体でもっとレベルが上がっていく必要があると思いますけど、優勝は近くなっている」と日本代表の未来を明るく語りました。

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