【DeNA】坂本裕哉 飛躍の裏に先輩・森原康平の存在あり 1700万円増の3700万円でサイン
日テレNEWS NNN / 2024年12月7日 8時31分
プロ野球・DeNAの坂本裕哉投手は6日、契約更改で1700万円増の3700万円(推定)でサイン。「メンタル面で一番成長できたシーズンだった」と振り返りました。
坂本投手は今季からリリーフに専念し、自己最多の48試合に登板。防御率2.20、1勝1敗、13ホールドを記録し、飛躍の一年となりました。またクライマックスシリーズの6試合、日本シリーズの4試合、いずれも無失点と大舞台でも躍動しました。
今季を振り返り「キャンプはけが、リハビリから始まって、苦しいスタートではあったが、焦ることなく自分のやれることをやり続けて、(1軍に)上がったときに最大限の力を発揮できように準備をした。(1軍に)上がってからは色んな場面で登板させていただいて、メンタル面で一番成長できたシーズンだったなと思います」とコメント。「メンタル面においても、技術的な面においても型が定まったというか、これさえしっかりできていればあとはやるだけというところができた。試合では、落ち玉が効果的に使えて、右打者でも左打者でも空振りが取れるボールとして使えたので、来季はクオリティを高めていきたい」と語りました。
飛躍の要因には、“色んな方からの色んな角度でのアドバイス”を挙げた坂本投手。特に、リリーフの先輩であり、DeNAの守護神でもある森原康平投手からのアドバイスが印象に残っていると言います。
「準備を100%やりきってから、マウンドでは考えすぎずに腹をくくって投げるだけということ」
「こつこつ継続して小さなことをやり続けて、それが大きな成果につながるということ」
この言葉を胸にプレーを続けた坂本投手は、森原投手を“かけがえのない師匠”と表現しつつも、「いつかは追い抜いてやるという気持ちを持ってやっているので、来季以降はより切磋琢磨してやっていけたらなと思います」と対抗心を燃やしました。
来季の目標については「60試合登板を目標」と語る坂本投手。「それを達成するためにも開幕からメンバー入りして、最後まで生き残り、勝ちパターンを任せてもらえるように激しい競争を勝ち抜きたいと思います」と力を込めました。
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