【DeNA】三嶋一輝は減額制限超の5500万ダウン 「プロ野球選手なので」ギャップに苦しんだ今季 来季への“決意”
日テレNEWS NNN / 2024年12月7日 6時50分
DeNAの三嶋一輝投手は6日に契約更改交渉を行い、減額制限を超える5500万円ダウンの推定6500万円でサインしました。
プロ12年目を迎えた三嶋投手は、今季1軍の7試合にリリーフ登板。1勝1敗で防御率5.14をマークしました。これまでは「3年+1年」という形で契約を結んでおり、来季はこの契約の4年目を迎えます。
今季を「1年間早かった。自分の中で、なんて言っていいかわからないシーズンだった」と振り返った三嶋投手。その理由として「(プロ野球は)結果がものをいう世界。今までの自分の“野球”はある程度うまくいっているイメージだったものの今年はファームにいる時間が長く、自分の思っていることとギャップを感じた。初めての経験だった」と語りました。
今季はファームで2度の先発を含む、29試合に登板。三嶋投手はファームでの時間について「いい時間と言っていいのか正直わからないです、やっぱり。プロ野球選手なので。ファームにいてはいけない人間だともちろん思ってますし」とコメント。理想と現実のギャップに初めて苦しみ、とまどいがあったことを明かしました。
しかしその中でも周囲と言葉を交わし、「一生懸命やっても結果が出なかったら評価はされない」という意識から「結果は結果で、どれだけ覚悟を持ってやったかが大事」という意識に変わったそう。
来季に向けて「体もそうだし、思いもそうだし、人としても“野球”としても大きなものをかけてやる。今まで中途半端に取り組んでいたつもりはないんですけど、まだまだ野球選手としての覚悟が全然足りない。覚悟を持ってやらなければいけない」と語りました。
さらに日本一に輝いたチームについて「ベイスターズは強かった」とコメント。「中途半端なパフォーマンスじゃ使ってもらえない。強いチームの中に割って入って活躍するためには普通のパフォーマンスじゃダメだと分かっているので、覚悟を持ってやっていきたい」と決意を口にしました。
なお、毎年恒例となっていた山崎康晃投手、伊勢大夢投手などの投手陣を率いた神奈川県・厚木での自主トレは行わないとのことです。
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