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【全国中学校駅伝】鶴ヶ島市立藤中が初V 監督は駿河台大学で箱根駅伝を走った今井隆生氏 教え子の躍動に涙

日テレNEWS NNN / 2024年12月15日 13時14分

優勝を飾り涙を流す今井隆生監督

◇第32回全国中学校駅伝(15日、滋賀県希望が丘文化公園)

男子の部では、埼玉の鶴ヶ島市立藤中が57分17秒で初出場・初優勝を飾りました。

全6区間18キロをつなぐレースで、1区は先頭と19秒差の14位スタート。2区のハサヌディン知輝選手(3年)が3位まで押し上げます。

4区終了時点では、先頭を走る静岡の浜松市立細江中と30秒差がありましたが、5区の久野温正選手(3年)が力走をみせ、一気に8秒差へ。

アンカー6区は、6区に配置された植松遼選手は、3000メートルで全中5位の実力者。中盤までに追いつくと、そのまま一気に引き離し、優勝のフィニッシュテープを切りました。2位には34秒差で千葉の我孫子市立我孫子中、3位には静岡の浜松市立細江中が続いています。

優勝のフィニッシュテープをきる埼玉・鶴ヶ島市立藤中学校の植松遼選手(3年)

藤中を指揮するのは、駿河台大時代に箱根駅伝を走った今井隆生監督。2020年に教員の「自己啓発等休業」を活用して駿河台大に編入し、当時31歳で第98回箱根駅伝(4区)を駆け抜けました。今大会は初出場で初優勝。フィニッシュした後は涙を流す様子もありました。

また先に行われた女子の部では、岡山の岡山市立京山中が連覇を達成。前回の優勝タイムを約1分上回る記録で、フィニッシュテープを切りました。

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