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「本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しました」甲斐拓也が迷いを“吐露” 巨人へFA移籍

日テレNEWS NNN / 2024年12月17日 15時45分

DeNA桑原将志選手をタッチアウトする甲斐拓也選手(写真:時事)

プロ野球・巨人が17日、国内フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンク・甲斐拓也選手(32)との契約合意を発表。新天地へと移る甲斐選手がコメントを発表しました。

甲斐選手は2010年に育成ドラフト6位でソフトバンクに入団。13年オフに支配下登録を果たし、“甲斐キャノン”の強肩を武器に7度のゴールデン・グラブ賞や3度のベストナインに輝きました。

球団を通じて、甲斐選手は「今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と、14年間所属したチームへ感謝をつづります。

「ホークスでの全ての経験を思い返すたびに、本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しました」と移籍に対する迷いを吐露した甲斐選手。

その上で「今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました」と新天地へ移籍を決断した意図を明かしました。

▽以下、甲斐選手のコメント全文

考え抜いた結果、移籍することを決断しました。

今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。心から感謝していますし、今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

育成選手から支配下に這い上がるまでのきつく苦しかった努力の日々、チームメイトと味わった勝利の喜び、ホークスで過ごした時間の全てが自分の財産であり、かけがえのない経験です。

こうしたホークスでの全ての経験を思い返すたびに、本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しましたが、今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました。

熱く力強い声援をくださったファンの皆さん、いつも支えてくれたスタッフの方々、最高のチームメイト、小久保監督(小久保裕紀監督)やコーチの皆さん、王会長(王貞治さん)をはじめフロントの方々、ホークスで出会えた全ての皆さんのことを思い浮かべると、離れてしまうことは本当につらいのですが、セリーグで新たな挑戦を始めたいと思います。

14年間、ホークスで最高の日々を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

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