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日本国内で最低気温0℃を下回らない日、平均1週間ほど増加 地球温暖化の影響か

日テレNEWS NNN / 2024年12月17日 9時1分

日テレNEWS NNN

最低気温が0℃を下回らない日が日本国内で、平均で1週間ほど増えていたことが、気候研究機関の分析で明らかになりました。地球温暖化の影響によるものとみられるということです。

アメリカの気候研究機関である「クライメート・セントラル」が、北半球にある901都市で、2014年から2023年までの過去10年の12月から2月の期間の気温を分析しました。

それによると、日本では最低気温が0℃を下回らない日が平均で8日以上、増加していたということです。

また、調査対象の901都市のうち、4割以上の地点で最低気温が0℃を下回らない日が7日以上、増えたとしています。

特に静岡県富士市では、年間平均で少なくとも1か月以上増加し、世界で最も変化があった都市の一つとなりました。

クライメート・セントラルの研究者は、地球温暖化の影響によるものとみられるとした上で、寒い日が失われることで「生態系や経済、文化的伝統など様々な面を脅かしている」と警鐘を鳴らしています。

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