巨人入団の甲斐拓也の背番号は阿部監督が現役時代で付けた“10”の見通し 吉村編成本部長が監督から「継承して欲しい」と言付け

侍Jで大谷翔平選手とバッテリーを組んだ甲斐拓也選手(写真：日刊スポーツ/アフロ)

巨人の吉村禎章編成本部長が17日、国内FA権を行使してソフトバンクから入団することとなった甲斐拓也選手についてコメントしました。

獲得に際し、甲斐選手の評価としてキャッチャーとしての振る舞いや国際大会の経験など様々な点を挙げましたが、吉村本部長は特に、物事に動じない「どっしりとした部分」を強調しました。

甲斐選手には「キャッチャーというポジションで、守りの要としてしっかりとチーム、投手陣を引っ張ってもらう」と役割を期待しているといいます。

育成出身から支配下を勝ち取り、日本代表でも常連メンバーとなった甲斐選手。「一緒のユニフォームを着て彼のプレースタイルを見てもらえれば、その野球に取り組む姿勢は自然と感じ取れるだろう」と、現在巨人に在籍する育成選手たちにとっても偉大な目標となりうるとコメントしました。

なお、新天地での背番号は阿部慎之助監督が現役時代につけていた『10』で決定する見通し。その理由に吉村本部長は阿部監督から「是非ともうちに来て私のつけていた背番号10を継承してほしい」と言付けを受けたと明かしました。