【解説】「エネルギー基本計画」素案公表 原発方針大きく変更
日テレNEWS NNN / 2024年12月17日 16時34分
国のエネルギー政策を見直す「エネルギー基本計画」の素案が公表されました。原発と再エネを「脱炭素電源」として最大限活用する方針が示されています。日本テレビ経済産業省担当の岩田記者に聞きます。
――素案が公表された新しいエネルギー基本計画のポイントはどこなんでしょうか
やはり、原発方針の大きな変更です。従来の「依存度低減」が削除されたほか、建て替え条件が緩和されるなど大きく変更されています。
原発を最大限活用するとした理由は、Googleやアマゾンなど世界的に企業が環境への貢献として再エネや原子力といった脱炭素電源を求めていて、産業誘致の条件ともなってきています。ある経産省の幹部は、「脱炭素電源をどれだけ持つかが、国力を左右する。原発に頼らざるを得ない」と話しています。
――将来的に電気料金はどうなるのでしょうか
今回の計画には明示はされていません。しかし、原発や洋上風力などを念頭に「大きな発電所の建設コストが巨額となる」可能性に触れていて、“そのコストをどう回収するか制度づくりを検討する”としています。
つまり、例えば原発建設費などを電気料金に上乗せするなど、将来、なんらかの形で影響してくるものと考えられています。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
「エネルギー基本計画」素案公表…原発・再エネ最大限活用の方針 経産省が来週にもとりまとめ見通し
日テレNEWS NNN / 2024年12月17日 16時33分
-
再生可能エネルギーを2040年度に「最大の電源」に 一方で経産省の幹部「再エネ5割はすごく難しい」と本音
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月17日 16時28分
-
再エネ・原発「最大限活用」=脱炭素化へ政策転換―エネルギー基本計画原案
時事通信 / 2024年12月17日 15時3分
-
原発・再エネ最大限活用の方針「エネルギー基本計画」素案きょう公表
日テレNEWS NNN / 2024年12月17日 12時18分
-
エネルギー基本計画、原発依存度「低減」を見直しへ…電力需要増に対応し「最大限活用」明記
読売新聞 / 2024年12月12日 5時0分
ランキング
-
1マンションを選ぶなら「60平米が最強」といえる納得の理由【不動産のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月17日 11時45分
-
2日本生命の筒井氏起用を表明=「社会的視座を大事に」―十倉経団連会長
時事通信 / 2024年12月17日 16時2分
-
3「スパリゾートハワイアンズ」買収の外資系ファンドがインタビューに応じる「磨けば光る」老朽化した施設を改装へ【独自】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月17日 12時10分
-
4〈キモすぎガチで声出た〉虫混入騒動の人気麻辣湯専門店、店員は「虫は野菜に入ってた。洗っているし今はもう大丈夫」実際は乾麺に…運営会社は「調査が終わっていない」と回答
NEWSポストセブン / 2024年12月17日 11時15分
-
5同じ年収200万円でも手取り20万円の差がつく…「年収の壁」を逆手にとって手取りを最大化する裏ワザ
プレジデントオンライン / 2024年12月17日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください