【陸上】スーパー高校生2人が新人賞 落合晃は大八木監督から『世界で勝負しよう』との声かけも 久保凛は全国高校駅伝へ
日テレNEWS NNN / 2024年12月20日 6時32分
◇陸上・アスレティックス・アワード2024(19日、都内)
陸上の年間表彰式、「アスレティックス・アワード2024」で、今年、男女の800mで日本新記録を樹立した、落合晃選手(滋賀学園高校3年)と久保凛選手(東大阪大敬愛高校2年)が新人賞を受賞しました。
パリ五輪の入賞メンバーも一堂に会した今回の表彰式。
「世界のトップ選手ばかりで緊張した」という落合選手でしたが、3000m障害8位入賞の三浦龍司選手と話す機会があったといい、「優しく接していただいて、緊張もほぐれてうれしかった」とはにかみました。
「今年1年はパリ五輪をすごく意識して取り組んできて、結果パリ五輪には届かなかった」と、悔しさをにじませながらも、今年7月のインターハイで1分44秒80の日本新記録をマーク。
「そこでパリへの取り組みはやっぱり間違ってなかったなっていう証明にもなった」と胸を張りました。
来年4月からは、駒澤大学へ進学する落合選手。
「大八木総監督から、『世界で勝負しよう』という言葉もあったので、僕の思っていることと一致しているなという思いがあった」と話し、「僕自身が駅伝がすごく好きっていうのもあって、もちろん箱根にも興味はあるんですけど、まずは来年の世界選手権が大きな目標。800mで結果を残したいという気持ちがある」と、800mを中心に強化していく姿勢を示しました。
また、19年ぶりに女子800mで日本記録を更新し、日本選手初の“2分切り”を果たした久保選手は、「成長できたシーズンかなと感じていて、シニアや世界の舞台を通して、日本記録を更新することができた。いいシーズンになったかな」と振り返りました。
週末には、近畿地区代表として、全国高校駅伝に出場予定の久保選手。
「(出場できなかった)去年の悔しさを晴らして、チームでは5位入賞を掲げているので、自分がしっかり貢献する走りができるようにしたい」と力強く答えました。
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