【箱根駅伝】帝京大学「地位は人をつくる」監督が絶大な信頼を置くキャプテン山中博生 前回のリベンジ誓う
日テレNEWS NNN / 2024年12月22日 9時0分
2025年1月2、3日に行われる箱根駅伝。第101回を数える今大会で、帝京大学は26回目の出場となります。
1998年の第74回大会に初出場した帝京大学は、直近では18年連続出場の箱根駅伝常連校。過去最高成績は4位(第76回、第89回、第96回)を3度記録しました。
今季、キャプテンを務める山中博生選手(4年)は、箱根の悔しさを知る選手です。
■「地位は人をつくる」監督が絶大な信頼を置くキャプテンの存在
前回の第100回大会で山中選手はエース集う2区に抜擢。しかし、思うような走りができず、7位でタスキを受けますが、7人に抜かれチームは14位に後退しました。
シード権も危ぶまれる中、7区の小野隆一朗選手(当時4年)が区間2位と奮闘。順位を押し上げ、総合9位でフィニッシュしました。
「悔しい部分が残ったなと感じている。“自分の走りはこんなものじゃなかった”というのを今回は見せたい。その悔しさを晴らすための練習を意識してやってきました」
リベンジに燃える山中選手は、今年5月に行われた関東インカレ2部10000mで奮闘。先頭集団を形成する留学生ランナーや青山学院大の黒田朝日選手(3年生)にくらいつき、一歩も引かず。気迫の走りで4位に入り、自己記録を30秒以上更新する28分4秒54で、帝京大学記録も塗り替えました。
中野孝行監督は、主将の山中選手について、「自覚もあります。『地位は人をつくる』。主将になる前からそうだったんですが、責任感がものすごく高い」と絶大な信頼を置いています。
■ポイント練は“大学独自のコース”キャプテンは2区リベンジを誓う
今年9月、大学内での練習を取材。学内で帝京大学独自のコースで練習をしていました。
駅伝仕様の起伏のあるコースを使ったポイント練習。400mトラックを回り、外周コースへ。坂道を上り、階段を下りる。1キロのコースを10周したあと、今度は反対回りで10周。上り下りのメリハリが利いたコースで箱根駅伝を想定した脚作りに時間を割きます。
山中選手は「アップダウンでリズムをつくる練習になるので、距離を踏みながらこういう練習は大事」と充実感を口にしました。
また「前回の箱根駅伝が終わったときから決めているので、2区を走ります。前回の悔しさをしっかり晴らして、卒業していきたい」とリベンジを決意。来るべき101回目の箱根駅伝、ファイヤーレッド旋風となるのでしょうか。
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