ホテル経営者殴られ重体 “知人”43歳男を逮捕…大阪市内で自首 愛媛・西条市

日テレNEWS NNN

22日に愛媛県西条市のビジネスホテルで経営者の女性が何者かに殴られ、意識不明の重体となっている事件。43歳の男が大阪市内で自首し、逮捕されました。女性と男との間に何があったのでしょうか。

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23日に殺人未遂の疑いで逮捕された住所・職業ともに不詳の井脇広道容疑者（43）。23日午後3時すぎに愛媛に移送されました。

事件が発覚したのは、22日未明にあった「親族が血を流して倒れている」という通報でした。現場は愛媛県西条市のビジネスホテルです。このホテルを経営する首藤千鶴さん（70）が何者かに殴られる事件が起きたのです。

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警察などによると、首藤さんが発見されたのは、ホテルの1階ロビーです。うつぶせの状態で頭頂部からは血を流していたといいます。首藤さんは病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。

首藤さんを知る人は…

「『こんにちは』とか、ご挨拶もよくする。気さくな人です」

「昔から近所のおばちゃんでいい人。ホテル経営者で忙しく飛び回っている感じ。いろいろホテルを経営している」

──1つじゃなくて何個か？

「西条市にもう1つあったり、松山市にもあったり」

ホテルにいた人は、首藤さんが「何者かに殴られたようだ」と話しているといいます。さらに、捜査関係者によると、事件現場には“血のついた灰皿”もあったということです。事件発生当時、ホテルは営業中でしたが、宿泊客にけがはありませんでした。

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殺人未遂事件として捜査が進む中、事件があった愛媛県西条市から200キロ以上離れた大阪市で大きな動きがありました。井脇容疑者が“法律事務所”を訪問したのです。井脇容疑者は犯行をほのめかす言動をしていたといい、法律事務所を通じ、自首。逮捕に至りました。

23日夕方、大阪市から愛媛県へと移送された井脇容疑者。被害にあった首藤さん（70）とは知人関係にあったといいます。警察の調べに対し、首藤さんへの暴行は認めているものの、殺意は否認しているということです。

　　　

警察は事件の経緯などを詳しく調べることにしています。

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