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IMP.鈴木大河が取材 譲渡型の保護猫カフェ【IMPress.】

日テレNEWS NNN / 2024年12月24日 22時0分

IMP.鈴木大河さん 譲渡型保護猫カフェを取材

7人組グループ『IMP.』のメンバーが記者として“明るい日本のミライ”のために頑張っている人たちを取材する「IMPress.(アイエムプレス)」。第6回は鈴木大河さんの『動物と生きるミライ』。鈴木さんは保護猫の譲渡を行っている施設を取材し、猫のお世話体験もしてきました。

■IMP.鈴木大河 譲渡型保護猫カフェを取材

環境省によりますと全国の犬・猫の殺処分数の推移はここ20年で約38万頭、減っています。その背景には動物の命を守るために活動する自治体やボランティア団体などの存在があります。鈴木さんが訪れたのは都内にある保護猫喫茶です。

鈴木大河さん

「うわー! こんにちは」

保護猫喫茶 上板にゃんこ亭 店長 村田知奈美さん

「こんにちは」

鈴木大河さん

「いや、びっくりしました。入り口に4匹。ここには何匹くらいいるんですか」

村田知奈美さん

「大体、30匹弱。譲渡型の保護猫カフェになってまして、猫さんのお迎えを考えられている方々が、直接触れ合っていただいて、お迎えしていただくというかたちになっています」

鈴木大河さん

「猫ちゃんたちはどこから来ているんですか?」

村田知奈美さん

「沖縄の久米島という離島があるんですけど、そこから受け入れをしています」

この施設の猫たちは沖縄の離島・久米島からやってきたといいます。久米島には獣医師が定住していないため、避妊去勢手術も困難な状況。そこで、こちらの施設では殺処分や事故に遭わないように保護しています。避妊去勢手術、ウイルス検査、ワクチンなどを施したのち、人間を攻撃対象として見ている猫とは1か月以上、コミュニケーションが必要なこともあるんだそうです。

■猫の飼育の楽しさと大変さをお世話を通して取材

こちらの保護猫喫茶は都に登録している施設で、年間約150匹の猫と飼い主を巡り合わせているといいます。鈴木さんは猫の飼育の楽しさと大変さをお世話を通して取材しました。

村田知奈美さん

「まずは除菌の作業になりますね。人を介して風邪をひいてしまったりもするので、毎日」

猫はとても繊細な生き物で、人が持ち込んだウイルスなどで病気になることも。さらにふん尿などで感染症が起きないようにケージの中も365日除菌しています。 

鈴木大河さん

「大変だけど、絶対大事なんだろうな」

1時間かけ除菌を終えたら、猫たちが大喜びのご飯タイムです。鈴木さんはご飯を待ちわびていた猫たち1匹1匹に餌をあげました。

■“保護猫のミライ”は?

全国の犬・猫の殺処分数の推移をみると、現在約1万2000匹にまで減少。自治体での取り組みが増えたことや、このような地道な保護活動が実を結んでいるといいます。しかし保護猫のミライにはまだまだ課題が。

村田知奈美さん

「“保護猫”っていう言葉自体がまだ知らない方もいらっしゃると思う。ペットショップで買うのも一つの手段だと思うんですけど、保護猫を迎えるというのも一つの手段としてある。動物福祉に対しての意識の向上っていうのは大事なところだと思うので、みんなで見守っていく、猫さんに寄り添った社会になるといいのかなと思います」

(12月24日『Oha!4 NEWS LIVE』より)

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