外国人労働実態調査 約4割が「事前の説明と違った」厚労省
日テレNEWS NNN / 2024年12月26日 14時0分
厚生労働省は、外国人の労働実態についての調査結果を公表しました。
調査によりますと、日本で働く外国人労働者の数は約160万人で、出身の国・地域別ではベトナムが約30%と最も多く、次いで中国(香港、マカオ含む)が約16%、フィリピンが10%でした。
また、外国人労働者を雇用する約9500事業所への調査では、雇用した理由は「労働力不足の解消・緩和のため」が64.8%と最も多く、雇用上の課題については「日本語能力等のためコミュニケーションがとりにくい」と答えた事業所が44.8%にのぼりました。
労働者側への調査では、「仕事上での困りごと」について、約80%が「なし」と答えた一方、「あり」と答えた人は「日本にくるための紹介会社の費用が高かった」「困ったときにどこに相談すればよいかわからなかった」などの回答が多くを占めました。
「事前の説明と実態が違った」などと回答した人は、38.5%にのぼりました。
また、日本国内で転職した外国人労働者全体の約25%は、賃金について「10~30%増加した」と回答した一方で、「技能実習」の人に限ると「10~30%減少した」との回答が全体の2割弱を占めていて、在留資格別にばらつきがみられました。
外国人労働者の賃金などをめぐる調査は今回が初めてで、厚労省は来年以降も継続して調査するとしています。
この記事に関連するニュース
-
外国人労働者、14%が就業トラブル…「紹介元の費用が高い」「説明以上の日本語能力求められた」
読売新聞 / 2024年12月26日 14時17分
-
外国人雇う理由、労働力不足6割 厚労省調査、3534事業所回答
共同通信 / 2024年12月26日 14時4分
-
外国人就労、紹介費用に課題=厚労省が実態調査
時事通信 / 2024年12月26日 14時3分
-
日本で働く外国人について国による初の実態調査 外国人を雇う理由「人手不足」が最多
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 14時2分
-
「手伝わないようにと言われました」30代フリーター男性、同僚からの“嫌がらせ”でうつ病を発症…職場いじめを主導した“まさかの人物”【専門家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月9日 11時15分
ランキング
-
1『タイヤ館』新入社員が入社後わずか8か月“パワハラ”で自殺 両親は「パワハラを認め、謝罪してほしい」と運営会社を提訴
MBSニュース / 2024年12月26日 18時25分
-
2生理休暇中に海外旅行し懲戒免職処分、45歳女性教諭 夫とのけんか調査で虚偽発覚
産経ニュース / 2024年12月26日 16時46分
-
3寒さが大敵の「心筋梗塞」、防ぐための10箇条とは
ウェザーニュース / 2024年12月26日 14時0分
-
4JALサイバー攻撃 75便に欠航や遅れ 最大4時間の遅れも
毎日新聞 / 2024年12月26日 19時38分
-
5「カスハラ」対策を企業に義務付け 初めて定義を明確化 厚労省審議会が報告書取りまとめ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 16時58分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください