【契約更改】巨人ドラフト1位西舘勇陽は1200万円アップ 来季目指すは“開幕ローテ”

巨人の西舘勇陽投手はアップ更改

◇プロ野球・巨人　契約更改（25日、都内）

ウインターリーグから帰ってきたドラフト1位の西舘勇陽投手が1200万円アップの推定年俸2800万円で契約更改しました。西舘投手は今季28試合に登板し、1勝3敗20ホールド1セーブで防御率は3.82でした。中でもデビュー戦から10試合連続無失点というセ・リーグ記録に並ぶ数字もたたき出しています。

「前半中継ぎとして1軍に帯同させていただいて、序盤はよかった。開幕から10試合連続無失点というところは、よくやってくれたと言われました。ただ、防御率自体はそんなによくない数字なので、まだまだ改善できる数字ではあるといわれたので、来シーズンに向けて頑張っていきたいです」

今季はプロ野球選手として143試合戦うことの大変さを身にしみて感じた1年だったと話した西舘投手。来季は先発での活躍を期待されていて、もちろん本人も目指すは「開幕ローテーション」。25日に入団会見をした田中将大投手など先発の座を狙うライバルはたくさんいます。

「（競争相手の中でも）自分は下の方だと思っているので、1日1日無駄にできないですし、経験がある選手から見て学ぶことは多いので、どん欲に成長していければなと思います」