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【高校サッカー富山全力応援】初の全国大会に挑む「龍谷富山」を応援したい5つのこと

日テレNEWS NNN / 2024年12月27日 6時15分

選手権全国大会への切符を手にした龍谷富山

辰年の2024年、まさに昇龍の勢いで頂点へのぼり詰めた龍谷富山は、12月28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会に富山代表として出場します。

12月29日の全国大会1回戦で沖縄代表の那覇西と味の素フィールド西が丘で対戦する富山代表・龍谷富山の応援したい5つのポイントを紹介します。

1. 世界で活躍する卒業生の背中を追って

高校1年生の時に東京大会で銅メダルを獲得し、この夏自身2度目のオリンピックに出場したスケートボード女子ストリートの中山楓奈選手。昨年度学び舎を巣立ち、パリの舞台で輝きを放った先輩の姿に、学校全体が沸きました。

OGの背中を追うように、サッカー部以外にも女子バスケットボール部や男子アイスホッケー部も冬の全国大会に出場するなど、近年スポーツでの活躍が光ります。

2. 3度目の正直で初の決勝へ

2004年創部のサッカー部は、創部21年目にして初の県大会決勝進出、全国大会出場を決めました。98回、99回大会に2年連続でベスト4進出を果たすも、水橋や富山第一といった伝統校の壁に阻まれ、決勝にあと一歩届きませんでした。

しかし今大会、3度目の準決勝挑戦にしてついに富山第一を破ると、快進撃は止まらず、初の決勝でも富山東に2対0で勝利し、富山の頂点に立ちました。

3. 絶対王者を相手に掴んだ初勝利

「世間に大きなインパクトを与えることができた」と濱辺哲監督が振り返るのが準決勝の富山第一戦です。9連覇中の絶対王者を相手に前半9分、キャプテンの横山旺世選手(3年)がGKの一瞬の隙を見逃さず、先制点を決めます。

同点で迎えた後半21分には、左サイドからのクロスに松代大輝選手(2年)が合わせ、勝ち越しゴール。最後まで攻めの姿勢を貫いた龍谷富山は横山選手がハットトリックを達成するなど4対1で勝利。

富山第一から掴んだ歴史的な初勝利は、県内のみならず全国にも衝撃を与える1勝となりました。

4. 0からのスタート そして20年越しのリベンジ

教員1年目にサッカー部の立ち上げに尽力した濱辺哲監督。指導者としての選手権富山大会デビューは83回大会の富山東との一戦でした。スコアは0対15。大敗からのスタートでしたが、そこから20年。全国の切符をかけた決勝の舞台で富山東と対戦し、就任21年目を迎えた濱辺監督が悲願の初優勝を遂げました。

5. 富山の高校サッカーを変えたい エースの使命

注目はキャプテンで10番の横山旺世選手。抜群のシュートセンスを誇り、準決勝富山第一戦でのハットトリックをはじめ、チーム最多8得点をマークし初優勝に貢献。

「富山の高校サッカーを変えたい」と龍谷富山の門を叩いたエースが「龍谷富山を目指す子どもたちが増えてほしい」と全国での飛躍を誓います。

龍谷富山の初戦は12月29日に行われる沖縄代表・那覇西との1回戦。新たな歴史を作るイレブンが次に目指すのは全国初勝利です。

(取材・文 高校サッカー選手権民放43社 / 北日本放送)

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