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“違法薬物”譲り受けた罪 オリンパス前社長に執行猶予付き判決 東京地裁

日テレNEWS NNN / 2024年12月27日 11時52分

日テレNEWS NNN

麻薬特例法違反の罪に問われている大手精密機器メーカー「オリンパス」の前社長に対し、東京地裁は27日、懲役10か月、執行猶予3年を言い渡しました。

「オリンパス」前社長のシュテファン・カウフマン被告は、去年、東京都内で複数回にわたり、コカインや合成麻薬MDMAとみられるものを違法薬物として譲り受けた罪に問われています。

東京地裁は27日の判決で、「コカインなどを継続的に入手し、違法薬物との関わりが深く、依存していたのは明らかだ」と指摘しました。

そして、「密売人から薬物購入の事実を公表するなどと脅され関係を断ち切れなかったというが、自ら薬効を求めたというほかない」とした一方、「代表執行役などから退任し、一定の社会的制裁を受けている」として、カウフマン被告に懲役10か月、執行猶予3年を言い渡しました。

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